米人気バックパック「グレゴリー」、キャットストリートに日本1号店

店舗外観

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 アウトドアスポーツ用品の輸入販売を手掛けるエイアンドエフ(新宿区)は7月4日、原宿キャットストリートに米バックパックブランド「GREGORY(グレゴリー)」の日本1号店「GREGORY Tokyo Store(グレゴリー東京ストア)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5485-7357)を開設した。

カラフルなデイパックなどがそろう店内の様子

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 グレゴリーは、10代からバックパック作りを始めたウェイン・グレゴリーさんが1977年に創業。当時主流だったエクスターナル(外)フレームパックになかった柔軟性と、インターナル(内)フレームパックの強度の弱さをそれぞれ補う「アクティブサスペンションシステム」を開発し、バックパックデザインに一石を投じた。商品は日常向けデイパックから本格的なアドベンチャーシリーズまで種類も多く、日本でも若者を中心に人気を集めている。

 国内初のオンリーショップとなるグレゴリー東京ストアは、キャットストリート沿い、旧WIRED CAFE跡にオープン。店舗面積は2フロア計約20坪。設計は、ナイキプレスルームのデザインなどを手掛けてきた若手建築家ユニット、鈴野浩一さん、禿真哉さん率いる「トラフ建築設計事務所」が担当した。

 創立者グレゴリーさんの故郷カリフォルニアをイメージした店舗デザインは「自然」「サステナビリティ」がテーマ。木の中を抜け2階へと通じる「山小屋」風のエントランスや、山・谷などの地表の起伏を記す「等高線」に着想を得た商品ラック、ミラーなどのインテリアが特徴。

 1階では、普段使いやレジャーに使えるデイパックや米軍特殊部隊モデルをタウンユース用にリデザインした新商品スピアシリーズなどを販売。2階テクニカルフロアでは、富士登山や長期縦走にも対応するZシリーズ、パックパッキングに適したアドベンチャーシリーズなどを取り扱う。パックに加え、パック全体をネットで包むセキュリティー商品パックセーフやカナダ・コフラン社のギア、エイアンドエフ独自ブランド「アディロンダック」のレインウエアなど、関連商品も取りそろえる。

 国内では同店限定のサービス「レンタルパック」(近日開始予定)は、来店者向けに7日間、大型テクニカルパックをレンタルするもの。同店限定ピンズ(4種、各525円)やステッカー、各種ノベルティーグッズなども用意した。価格は、主力のデイパック=20,790円、カジュアルバージョンのカジュアルデイシリーズ=11,340円ほか。

 営業時間は11時~20時。

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