恵比寿に九州和食ダイニング-創コーポ出身・女性社長が独立開業

ファサードの扉を外し、開放感を出した店舗1階

ファサードの扉を外し、開放感を出した店舗1階

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 外食事業を手掛けるFuji.co Party(渋谷区恵比寿1)は7月1日、恵比寿に九州料理を提供する和食ダイニング「恵比寿集合!九州男とうまかもん。わさび」(渋谷区恵比寿2、TEL 03-6323-5344)をオープンした。場所は外苑西通り「恵比寿3丁目」交差点近くの路面。

 同社は、外食事業の創コーポレーション(恵比寿1)で約9年間、飲食店の企画やメニュー開発などに携わった松崎陽子さんが今年5月に設立。今年に入り独立を決意した松崎さんは、「人」をテーマに「料理人の個性を全面に打ち出した飲食店を展開したい」との思いから同社を立ち上げたという。

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 直営1号店で料理を担当するのは、佐賀県出身の古川雄一さん。20歳で九州から上京した古川さんは約5年にわたり大手企業の店舗で日本料理を学ぶ。メニューの企画段階から物件探し、店舗デザインなど、立ち上げ段階から店作りに参加した。店名の「わさび」は「来てくれる人に『スパイス』を与えたい」(松崎さん)と命名した。

 「飲食店を開くなら恵比寿」というこだわりのあった松崎さん。恵比寿で物件を探す中、三角地のユニークな戸建て物件を見つけ出店を決めた。1階は、カウンター7席と3~5人のスタンディングスペースで、「開放的」な空間にするため入口の扉を外す。1階と違いを出すため2階にはソファを置き、6~8人が利用できる個室にした。総店舗面積は約10坪。

 店では料理人・古川さんの地元九州の素材を生かした日本料理を提供する。佐賀牛肉の炭火焼きに野菜を添えた「佐賀牛タリアータ」(1,400円)や、鎌倉産野菜を使った「鎌倉じゃが明太」(500円)などの一品料理のほか、地元九州の知り合いから取り寄せた「九州の珍味」も提供する。

 有明海周辺のみで生息する魚「ワラスボ」や貝の一種「うみたけ」などをシンプルにあぶっただけの珍味(500円~)や、カレイの一種「くちぞこ」と呼ばれる魚を空揚げにした「くちぞこ唐揚」(1,200円)、「うみたけの粕漬け」(1,200円)などの珍しいメニューも。アルコールは、ビール(500円)、ワイン(グラス、600円~)、カクテル(600円~)などに加え、米、麦、黒糖など九州から取り寄せた焼酎各種を取り扱う。客単価は3,500円~4,000円。

 松崎さんは「40~50代がメーンターゲット。恵比寿在住の人たちにも利用してもらえれば」と話している。

 営業時間は17時~翌1時。

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