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上原で「アボリジニアート」展-オーストラリア原住民が描く現代アート

エミリー・ウングワレー「マイ・カントリー」(105×105センチ)

エミリー・ウングワレー「マイ・カントリー」(105×105センチ)

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 オーストラリア原住民アボリジニが描く現代アート作品を集めた企画展「アボリジニアート展」が6月21日より、代々木上原の「ギャラリー上原」(渋谷区上原1、TEL 03-3467-3932)で開催される。

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 同ギャラリーで3度目の開催となるアボリジニアート展。メルボルンに在住し、日本と現地を行き来するコーディネーターの内田真弓さんは、オーストラリアの中でも海岸沿いなどと違い、厳しい自然環境と向き合う「中央砂漠」で描かれるアボリジニアートの買い付けを専門に行ってきた。

 約14年にわたりアボリジニ居住区に通い続けてきた内田さんの熱意の「成果」が、今年5月から六本木・国立新美術館で開催中の「エミリー・ウングワレー展-アボリジニが生んだ天才画家-」。生涯を中央砂漠で過ごし1996年に死去したアボリジニ画家、エミリー・カーメ・ワングワレーさんの作品約120点を展示する日本初の本格回顧展で、故郷の大地を描いた生命力あふれるアボリジニアートの魅力を紹介している。

 ギャラリー上原では今回、ウングワレーさんの作品を含む約30点のアボリジニアート作品を展示・販売。いずれも「ユートピア」と呼ばれる中央砂漠アボリジニ居住区の原住民が描く作品で、「コンテンポラリーアートとしての美術的価値も高い」(内田さん)という。会場では内田さんの著書も販売。

 営業時間は11時~19時。入場無料。6月29日まで。

アボリジニの女性画家、大作120点の大展覧会-国立新美術館(六本木経済新聞)アボリジニを代表する画家「エミリー・ウングワレー」、日本初の本格回顧展(梅田経済新聞)オーストラリア原住民が描く「アボリジナル・アート」展-上原で(シブヤ経済新聞)ギャラリー上原

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