4月27日より、東急百貨店本店・東横店（TEL 03-3477-3111）などで「1960年代」をテーマにした複合イベント「'60s東京グラフィティ in SHIBUYA」が開催される。イベントは60年代のオピニオンリーダーでもある石川次郎さん（マガジンハウス「ブルータス」「ターザン」「ガリバー」元編集長）を総合プロデューサーに迎えて企画されたもので、2007年を境にリタイアが見込まれ、その動向に注目が集まる団塊世代が青春時代を過ごした1960年代にスポットを当てるもの。メーン会場となる本店では4月27日から5月9日まで、「'60s STYLE STREET 青春の街角」と題して1960年代の懐かしい音楽や映画などをフィーチャーするほか、レアアイテムの展示即売を実施、渋谷の古書店「フライングブックス」が「平凡パンチ」（写真）などのアンティーク雑誌や書籍をセレクトするほか、1960年代の「ちょっとリッチな」学生の部屋を再現した「60年代マイルーム」の展示などを行う。また、東横店では5月4日から5月10日まで「あこがれの'60sダイニング」を展開、当時の憧れの味や懐かしい味の復刻などで「食」をテーマに39店舗の味を紹介。会場では、1950年創業で、当時の著名人が足繁く通ったことで知られる六本木「ザ・ハンバーガーイン」（昨年10月閉店）が、オーナーの指導の下で再現した「デラックスハンバーガー」（501円）を、1960年創業のイタリアンレストラン「キャンティー」がロールケーキを、1950年創業の洋食レストラン「銀座キャンドル」が看板メニュー「元祖！世界で一番おいしいと言われるチキンバスケット」を、それぞれ提供する。5月3日には、ライブハウス「渋谷DUO MUSIC EXCHANGE」（道玄坂2）で60年代湘南サウンドを代表するグループサウンズ「加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」がライブ演奏を行うほか、「おやじバンドコンテスト」の最終ライブを実施。事前に一般公募を行い、二次審査を通過した「おやじバンド」6組がライブ演奏を披露する。
「'60s東京グラフィティ in SHIBUYA」オフィシャルホームページ