アラン・ミクリさんらが「手で見る」写真展-南青山で

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ミクリ・ジャポン(南青山3、TEL 03-3401-7981)は4月4日より、アイウェアデザイナーのアラン・ミクリさんと、航空写真家のヤン・アルテュス=ベルトランさんによるコラボ作品を集めた写真展「手で見る写真展 TOUCH AND SEE」を、スパイラル(南青山5)で開催する。ベルトランさんは、2000年にパリで催した写真展「空から見た地球展」の際、会場に訪れた全盲の子供から自身の写真についての説明を求められたことがきっかけで、レリーフ(立体写真)制作に興味を持ったという。当時、建築デザイナーのフィリップ・スタルクさんを介してベルトランさんを紹介されたミクリさんは、ベルトランさんの思いに賛同し、眼鏡フレームの製造作業に用いるセルロースアセテートを使って全45点のコラボレリーフを制作。これらの作品は、2003年7月にロンドンの展覧会で披露された後、ヨーロッパを巡回してきた。同展では、オリジナルプリントとアセテートを使って作られたレリーフのうち約20点を日本初公開するほか、ベルトランさんの写真作品を使ったスライドや、これまでの巡回展の様子を伝える映像も合わせて紹介する。なお、レリーフはすべて実際に触れることができる。入場無料。4月10日まで。1955年、フランス・リヨン出身のアラン・ミクリさんは、1976年に初めてデザインした20色のフレームがパリの眼鏡店で話題となり、以後、ジャン・ポール・ゴルチエなどのファッションブランドや映画などのアイウェアデザインを手掛けていることでも知られており、カラフルでユニークなフレームで人気を集めている。Hart with hand ©Alain Mikli International
手で見る写真展 TOUCH AND SEE

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