韓国発バッグブランド「OSOI（オソイ）」の店舗「OSOI SHIBUYA」が9月19日、渋谷パルコ4階（渋谷区宇田川町）にオープンする。経営はユナイテッドアローズ（神宮前3）。

ハンド・クラッチバッグ「OSOI TONI MINI STUD」のイメージ

　同ブランドは、2016年にオーナーでクリエーティブディレクターのHee Jin Kang（ヒージン カン）さんがソウルで設立。ブランド名は日本語の「遅い」を語源に、「少しゆっくりでも自分たちのペースを守りたい」「上質なものづくりをしていきたい」という思いを込めて命名。

　同社は国内のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」「アストラット」などで同ブランドを仕入れていた中で、20～40代の「ファッションコンシャスな」顧客から支持を得ているという手応えがあったという。昨年11月、2023年に発表した中期経営企画の主要戦略の一つに基づき、ファッションテイストの軸を広げるなどの戦略から、日本国内における独占販売権を取得。今年の春夏シーズンから取り扱いを強化し、2月にセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」一部店舗で常設のコーナーやポップアップ、ECサイトでの展開を始めた。

　店舗面積は約64平方メートル。「時を重ねたディテールと現代的な目的が融合する空間」をコンセプトに、ブランドの哲学「機能と美の調和」を反映し、ブランドの理念「ゆっくりと、でも強さと共に」を表現するギャラリーのような内装に仕上げるという。

　商品は「上質感とエッジの利いたモード感のあるテイスト」やユニークなフォルム、「適度な遊び心がありながらも使い勝手の良いデザイン」などが特徴。定番モデルというドクターズバッグ「OSOI BOAT MINI」（4万4,000円）、ベルトのバックルで長さを調整してクロスボディーやウエストバッグとしても使える間口ががま口のショルダーバッグ「OSOI PECAN BROT バッグ」、ハンドバッグ・型がけの2WAY仕様で牛皮の「OSOI EGG MINIバッグ」（以上4万700円）、三日月のようにカーブしたボディーにスタッズをあしらうハンド・クラッチバッグ「OSOI TONI MINI STUD バッグ」（5万2,800円）など。中心価格帯は3万円～5万円。

　営業時間は11時～21時。