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都立明治公園にスパ施設「TOTOPA」 蒸し湯やサウナ、ランステも

3階のサウナ室のイメージ

3階のサウナ室のイメージ

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 スパ施設「TOTOPA(トトパ)」が3月下旬、拡張・リニューアルした東京都立明治公園(渋谷区神宮前2、新宿区)内にオープンする。

2階の蒸し湯のイメージ

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 都立公園で初めて、民間事業者を公募・選定し飲食店などの施設を設けて得た収益を活用することで園全体の整備・運営などを一体的に行う「Park-PFI」事業を採用し、同競技場の前庭空間約1.6ヘクタールを整備した同園。

 園内に低層の建築物5棟を建て6店舗を誘致。食べる・買うだけでなく、国立競技場や東京体育館に近い立地から運動・スポーツに関連したニーズにも対応し、園内で「さまざまな体験ができる」ようリーシング。1月31日に一部テナントがオープンする。

 トトパは、園の整備・運営を行うTokyo Legacy Parkの構成企業である東京建物と、グループ会社の東京建物リゾートが新たに立ち上げるブランド。東京建物グループはスーパー銭湯「おふろの王様」を展開しているが、昨今のサウナブームもあり温浴施設・サウナ施設の運営形態が多様化するなか、都心部での「コンパクトなスパ」として新たなブランドを立ち上げた。ブランド名は「ととのえる(TOTONOERU)」と「スパ(SPA)」から着想した造語。

 3階建ての建物2階~3階に位置。店舗面積は、2階=461.25平方メートル。3階=434.48平方メートル。曜日によって入れ替えも行う予定で、2階は女性用フロア。薬草スチームを噴出する蒸し湯やサウナ、水風呂、風呂を用意する。3階は男性用ウロアでサウナ室3室、水深約160センチの水風呂など水風呂2種類、外気浴を中心とした休憩スペース3カ所を設ける。サウナや蒸し湯はサウナに関するクリエーティブを手がける集団「TTNE」と共同開発している。

 同エリアはランナーの利用も多いことから、両フロアにランニングステーションや、バイクやストレッチなどができる小規模なフィットネス空間も設置する。

 事前調査の結果から、女性フロアにはオリジナルの館内着を用意。園内にも店舗を出店しているゴールドウインが手がける「NEUTRALWORKS.」が製作した。

 営業時間は11時~23時を予定する。

 同棟の1階には、飲食3店舗で構成するフードコート「Meiji Park Market」も出店。経営はStaple(広島県)。天然酵母のパンや生産者から仕入れる食材を使った食事などを提供する日本橋のベーカリーカフェ「Parklet」の2号店、同ベーカリーカフェの派生ブランドとしてスペシャルティコーヒーやアイスクリームなどを提供予定のコーヒースタンド「Parklet Kiosk」、2020年に北海道・札幌で立ち上げ、現在は国内各地でポップアップストアを展開しているバターミルクチキン専門店「Baby J’s」の実店舗が軒を連ねる。

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