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東京体育館にアラビア料理レストラン 健康意識、ハラル対応なども

コシャリ(手前中央)やチキンカブサ(左上)など提供するメニューのイメージ

コシャリ(手前中央)やチキンカブサ(左上)など提供するメニューのイメージ

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 アラビア料理レストラン「Arabian Restaurant & Cafe Bar Oasis」(渋谷区千駄ヶ谷1、TEL 090-6934-0274)が10月1日、東京体育館プール棟2階にオープンする。

店舗外観

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 同所では以前カフェ&レストラン「グッドモーニングカフェ」が営業していたが、東京オリンピック・パラリンピック開催に当たり、大会組織委員会に明け渡すために移転。同体育館を運営する公益財団法人東京都スポーツ文化事業団は大会終了後飲食店の営業再開を目指していたがコロナ禍もあり事業者が見つからず、出店条件見直しコンペティションで事業者を募集した。

 コシャリ専門店「コシャリ屋コーピー」などを手がけるアーバンズ(墨田区)が提案し選ばれた同店。スポーツ施設に併設するレストランであることから健康などにこだわるほか、東京都全体で国際大会の誘致を進めていることからハラルやベジアリアンにも対応できること、同エリアに競合となる飲食店がないことから「いろいろな文化を知ってもらいたい」という思いも込めて、アラビア料理を選んだ。席数はテラス含め70席。

 アラビア料理はアラブの文化だけでなくイスラム文化圏の食文化が含まれ、スパイスやハーブ、かんきつ類、オリーブ油などを使う。同店ではスーパーフードを多用し、低カロリー・低糖質・低資質を意識した料理や、ハラールやベジタリアンにも対応した料理を提供する。

 メニューは、米やパスタ、ひよこ豆、レンズ豆などを酸味ソース「ダッア」と辛みのソース「シャッタ」を好みに合わせてかけて食べるエジプトの料理「アボカドサワークリームコシャリ」(1,400円)や、サウジアラビアのピラフ「チキンカプサ」(いずれも前菜とスープ付き、1,540円)、ラクダ肉のバーガー(前菜、スープ、ポテト付き2,200円)、コシャリ・カレー・うどんからメインを選べるお子さまランチ(ジュース、玩具付き770円)、ひよこ豆ベースのペースト「フムス」(バゲット2個付き、770円)、ラムのソーセージ「メルゲーズ」(3本1,200円)、パイ生地にナッツを挟んで揚げバターシロップで仕上げる「バクラヴァ」(550円)、キングソロモン(イスラエル産デーツ、330円)など。ドリンクは杏仁とミントの「アマルエッディーン」(440円)、3種類用意するスムージー(750円~)、カルダモンコーヒー(600円)、レバノンやチュニジアなどのビール(各660円)など。

 ランチ(15時まで)は、ハーブチキンコシャリ(ミニサラダ、スープ付き)、チキンケバブサンド(ミニサラダ、スープ、ポテト付き、各1,350円)などを提供。同法人の案から開発したのは、近年人気が高まっているアフタヌーンティー(4,500円、120分制、2人から注文可能、完全予約制)で、バクラヴァやファラフェルなど9品で構成。ドリンクはコーヒーや紅茶などをお代わり自由で提供する。

 営業時間は11時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。

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