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渋谷・桜丘町にタナカカツキさんプロデュースのサウナ 今冬開業へ

外気浴スペースや水風呂を設ける3階のイメージ

外気浴スペースや水風呂を設ける3階のイメージ

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 漫画家・タナカカツキさんが総合プロデュースするサウナ「渋谷SAUNAS(サウナス)」(渋谷区桜丘町)が12月、渋谷・桜丘町のさくら坂沿いにオープンする。経営はウェルネス企業のTOYOKE(桜丘町)。

ワーキングスペースや飲食スペースなどを設ける1階イメージ

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 タナカさんは漫画&エッセー「サ道」の著書で、公益社団法人日本サウナ・スパ協会公式の「サウナ大使」でもある。サウナ施設のプロデュースを手がけるのは初めて。施設名は「全てのサウナファンが求める」細部にまでこだわったサウナの開発を目指すことから命名した。

 施設は、さくら坂の駐車場跡地に新築する3階建て。建物を西側(ウーズ)と東側(ランピ)で区分けし、それぞれ男性用・女性用にする(毎日入れ替え)。2~3階に、8種類9つのサウナ室と2種類4つの水風呂、外気浴スペースを設ける。

 サウナ室は、2階=室内を白樺の「若い」枝葉を束ねる「ヴィヒタ」で覆う「ヴィヒタ」、グレートーンの空間でセルフ「ロウリュ」ができる「ハルマー」(各西側)、照明を抑えた空間でセルフ「ロウリュ」ができる「ムスタ」、寝転ぶことができてオート「ロウリュ」付きの「ベッド」(各東側)、3階=サウナ石などにアロマ水などをかけて発生させた蒸気をタオルなどで扇ぐ「アウフグース」が体験できる「トゥーリ」、サウナストーブを囲む茶室をイメージした「テータ」(各西側)、音楽家・とくさしけんごさんと音響設計などを手がけるホワイトライトが共同開発したサウンドシステムを搭載する「サウンド」(東側)など。フィンランドから輸入するケロ材を使う空間のリラクセーションサービス「ウィスキング」専用の「ケロ」は東西それぞれに用意する。

 水風呂は、間仕切りを付けることでプライベート空間を作り寝転ぶこともできるようにする「マタラ」(東西各2階)、深さ160センチの「シバ」(東西各3階)を用意する。各エリアとサウナ名称はフィンランド語で表現する。

 1階にはコワーキングペースと時間貸しの会議室(2室)などを設置。ミシュラン2つ星レストラン「精進料理 醍醐」の4代目・野村祐介さんが監修するビーガンフードの提供も予定する。

 同施設は、東急不動産が同エリアで展開する起業支援・新規事業発足支援の取り組みの一環でオープンする。

 営業時間は8時~24時(予定)。入場料は3,080円~(土曜・日曜・祝日は3,300円~、いずれも予定)。

 オープンに先駆けてクラウドファンディングを行っており、入場チケットやTシャツ、タナカさんによる同施設のトレードマーク「サ」と丸形ロゴのキーホルダーセットなどを返礼品に用意している。目標金額は2,000万円。11月30日まで。

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