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ラフォーレ原宿に17年ぶり自主編集売り場「愛と狂気のマーケット」 

「愛と狂気のマーケット」

「愛と狂気のマーケット」

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 ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)地下0.5階に4月、自主編集売り場「愛と狂気のマーケット~“おもしろい”才能の出会い系~」がオープンした。

月2万円(税別)~出品できる

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 2005(平成17)年にオープンしたセレクトショップ「Side by Sid」以来、17年ぶりとなる同施設の自主編集売り場となる同売り場。コロナ禍で来館同機や差別化を考えるなか、「強い個性が集積」していてそれを「受け入れる街」であることや、「個人と個人のつながりでカルチャーを作ってきた」原宿の街への原点回帰を目指し、さまざまなクリエーターやブランドが出品できる売り場を作ることでコミュニティーやカルチャーの創出を図る。名称は「愛=出合い」「狂気=あらゆる才能」の意味を込めて付けた。

 売り場面積は67.4坪。空間演出は近藤ジョージさんやミナミリョウヘイさん、東京密林(Akiko Suzukiさん)らが手掛けるほか、今年東京芸術大学を卒業したアーティストVIKIさんとイラストレーターDONAさんがフィッティングルームの内装を担当。東京コレクションにも参加するデザイナー植木沙織さんが手がけるブランド「SREU」がスタッフの制服を制作している。

 ディレクターには、ファッション・クリエーティブディレクターの軍地彩弓さんを迎えている。売り場には最大で80社・者が同時出品でき、「ジェンダーレス・ボーダレス・ノージャンル」をテーマの一つに、アパレルやアクセサリーだけでなく、アートや雑貨、書籍、コスメティックなど幅広く取り扱う。出品スペースは、大・中・小スペース、ボックス、ロッカー、ラックなど7種類用意。出品期間は1カ月・2カ月・3カ月から選べる。出品料は月額2万円~(税別)。施設が手配するスタッフが会計を担当し、出品者は自身が希望するタイミングで店頭に立ち接客することができる。

 オープン時には約70者・社が出品。受注制作は1年半待ちというぬいぐるみ作家のコボリサヤカさん、脳外科医でファッションデザイナーのDr.MAAYAさん、現役の東大生が立ち上げたストリートウエアブランド「Littermate」、台湾発厚さ2ミリのデジタルトイカメラカメラブランド「PeperShoot」、樹脂とワイヤーで作るハンドメードのアメリカンフラワー「cuore」、「気分で選ぶ」ヘアフレグランスミストやロールオンフレグランスなどを展開するコスメブランド「Lavons Holic」など。

 米原康正さんが手掛けるコラボレーションブランド「+DA.YO.NE.」は「原宿的」をテーマにアーティストをキュレーションしアイテムを販売。フィッティングルームを手掛けたVIKIさんはTシャツなどを販売。モデルやタレントとしても活動するアーティストのアダムス亜里咲さんは「お守り」という位置付けでおじさんと赤ちゃんを掛け合わせたキャラクター「オッくん」の3Dプリンターで作った立体作品60体を販売している。

 売り場内には「集う場所」の機能としてアップサイクルされた椅子「FURNIMAL(ファーニマル)や、「Re-MAN」のマネキンをアップサイクルしたスツールを配置するほか、「コミュニケーションを促す」商品として、約30種類のクラフトビールを販売する自動販売機「DRiNKUP!! Craft Beer Shop」、エナジードリンク「ZONe」の自動販売機も設置している。

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