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恵比寿ガーデンプレイス・商業棟が改装 食品・生活雑貨フロア先行オープン

開店と同時に行列をなしていた人たちがフロアに流れ込んだ

開店と同時に行列をなしていた人たちがフロアに流れ込んだ

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 複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」(渋谷区恵比寿4)の「センタープラザ」地下2階の食品・生活雑貨フロア「フーディーズガーデン」が4月15日、オープンした。

スーパーマーケット「セントラルスクエア」

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 1994(平成6)年にビール工場跡に開業した同施設。約30年がたち、消費行動が変わってきていることや、同施設が「当たり前にある施設となり、わくわく感が薄れてきた」と考え、今後のあり方を考察してきたという。

 「センタープラザ」は、昨年2月まで百貨店「恵比寿三越」が出店していた商業棟を改装・改称した商業エリアとなる。「小売店だけではなく、いろいろな価値提供」を考え、4フロアで「暮らす」「働く」「遊ぶ」を融合させる。20~30代の子育て世代や「自分らしい生き方をしている、自分の価値観を持った人」をメインターゲットに据える。

 秋にグランドオープンを控えるが、食品フロアは、「恵比寿三越」営業時から利用も多かったことから先行オープンした。

 ライフコーポレーションは、「日々のお買い物を、便利から、楽しいへ」をコンセプトにするスーパーマーケット「セントラルスクエア」(TEL 03-3445-1090)を出店。売り場面積は同フロアで最も広い1765平方メートルとなる。

 渋谷や中目黒、五反田など商圏がかぶる近隣エリア7店舗の「真どん中に位置」することもあり「非常に大事なエリア」と位置付け、近隣エリア各店舗の購買データを活用した品ぞろえやレイアウトなどを行った。同社の旗艦店で、「新しい形のスーパーマーケット」とし、リアル店舗に加え、ネットスーパーの供給基地としての活用、健康や自然志向に合わせた業態「BIO-RAL(ビオラル)」も併設。顧客層を広げることと商圏を広げることで「成功」に導きたい考え。

 取扱商品数は約1万9870。鮮魚売り場には首都圏のライフとしては初めて活魚水槽(1.8メートル×90センチ)を導入し、店頭で活け締め・神経抜きを行う。精肉売り場では「壱岐牛」「安納黒豚」「さつま若しゃも」といったブランド肉を初めて取り扱う。店内で熟成させる発酵種を配合して焼き上げる同店限定のパンや、同社として初めて総菜の対面販売も行う。

 オフィスワーカーも意識し通常店舗の1.5倍となる常時50種類以上をそろえる弁当の中には、同社オリジナルブランド鶏「岩手県産純和赤鶏」の焼き鳥とだし巻き卵の弁当(1,058円)や大豆ミートのタコライス(646円)、「ハレの日」向けの「国産牛めしの二段御膳」(1,706円)、注文を受けてから焼き上げるオーダー式の弁当となる黒毛和牛100%のハンバーグと赤身肉ステーキの弁当(2,700円)なども同店限定で用意する。

 日用品や生活雑貨は、店頭に並べる物のほかにも、パンフレットや店頭の商品リストから注文できるようバックヤードに約3000品をラインアップ。東京野菜などに加え、地域の商品として恵比寿に本店を構える「猿田彦珈琲(コーヒー)」、渋谷発チーズショップ「CHEESE STAND」などの商品も扱う。

 サービス面では、同社として初めて日本航空協力の下、従業員の接客研修を行った。レジ台数は19台(セルフセミ12台、キャッシュレス5台ほか)。売り上げ目標は2年目で42億円。

 スーパーマーケット「明治屋恵比寿ストアー」は、「さしあげたくなる『美味(おい)しさ』をおとどけする」をコンセプトに、商品やサービスの上質化を図る。明治屋(中央区)は城南エリアを中心に出店戦略を考えているなか、同施設が駐車場463台を擁している利便性の良さから出店を決めたという。

 店舗面積は約810平方メートル。取扱品目数は約6100種類。「リアル店舗の価値」として精肉や鮮魚、デリカテッセン、チーズは対面による接客販売を行うほか、売り場にはソムリエやチーズプロフェッショナルなど有資格者も配置する。レジ(5カ所、サービスカウンター内に1台)は店員が商品を袋に詰めるフルサッカーとなるが、3台は客自身が入金をするレジを導入することで効率化を図る。

 新規顧客や30代など若者への訴求を図り、パティスリーと和菓子店が週替わりで出店する「SEEK IN SWEETS」を初展開。百貨店の銘菓売り場のニーズに対応し、国内各地から取り寄せる銘菓を個売りから行うコーナー「菓子箱」も新設した。

 セントラルスクエアと明治屋恵比寿ストアーは、カートやレジかごを共有することでスペースの効率化を図っている。

 「デリカテッセン ヤマブキ」(TEL 03-6456-3090)は、長野県小諸市で340年以上続くみそブランド「山吹」の酢久商店が手掛ける自家製ハム・ソーセージ専門店の2店舗目で、東京初出店となる。長野の工場で作る、桜のまきでじか火薫製する粗びきソーセージ(6本入り650円)、コリアンダーを利かせたハム入りソーセージ(100グラム432円)など常時30種類以上をラインアップする。

 イートインスペース(28席)を併設し、フランクフルトを挟むホットドッグ「ビッグドッグ」(858円)、ドリップコーヒー(495円)、信州産リンゴジュース(528円)、ビール(825円)などのほか、信州産キャベツやみそ漬け豚などを挟むピタサンド(660円)、ソーセージを使う「キンパ」(1,100円)など同店限定メニューも提供する。

 このほか、焼き肉弁当などを販売する「大阪焼肉・ホルモンふたご」、フラワーショップ「フルーリスト ボンマルシェ」、世界の食材などを扱う「カルディ コーヒーファーム」、製菓・製パン食材専門店「トミーズ」、靴修理などリペアショップ「ミスターミニット」なども出店。

 同施設内2店舗目となるドラッグストア「トモズ」では、オフィス用向け商品を中心に扱う既存店に対し、日用雑貨やベビー、介護用品も扱うほか、需要が高まっているというフェムテック商品も拡充。恵比寿エリア初出店となるレトルト食品専門店「NISHIKIYA KITCHEN」は8月2日(予定)までの期間限定出店。スープやカレーなど約100種類を扱い、6種類セット(2,000円)を限定販売する。

 営業時間は10時~20時(セントラルスクエアのみ9時30分~22時30分)。

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