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代官山に「チャコット」グローバル旗艦店 ショップ・スタジオ・カフェなど併設

一棟全てで展開する「チャコット代官山本店」外観

一棟全てで展開する「チャコット代官山本店」外観

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 バレエを中心としたダンス用品ブランド「チャコット」の新旗艦店「チャコット代官山本店」(渋谷区代官山町)が3月12日、代官山にオープンする。経営はチャコット(港区)。

レッスンウエアやコスメなどを扱う3階のショップ

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 1978(昭和53)年~今年2月に渋谷・公園通りで営業していた旗艦店を移転する同店。場所はグループ会社のオンワードホールディングスが複合施設「KASHIYAMA DAIKANYAMA(カシヤマ ダイカンヤマ)」として営業していた建物となる。

 コア事業であるバレエを軸に、ウェルネス領域や化粧品、カフェなども展開し、生活シーン全般に向けてブランド哲学の発信を図る。同店では毎月、バレエの演目を館全体のテーマに設定(3月は「眠れる森の美女」)し、そのテーマに合わせたコンテンツも用意する。グローバル旗艦店として、国内外へ発信することで「バレエを通した国際文化交流の架け橋」となることを目指す。

 店舗面積は5フロア計約2465平方メートルで、同ブランドで最も広い店舗となる。フロア構成は、地下1階=カフェ「COTEAU.」、ショップ(フィットネスウエアライン「チャコット・バランス」、コスメライン「チャコット・コスメティクス」、「バランス スタジオ」)、地上1階=バレエスタジオ、同2階・3階=ショップ、4階=レストラン「COTEAU.」、5階=フォトシューティングスペース。

 地階のエントランス近くのカフェ「COTEAU.」は、「カシヤマ ダイカンヤマ」時より縮小して展開。コーヒー(R480円)やフィナンシェ(6個セット1,350円)など「カシヤマ ダイカンヤマ」で提供していたメニューに加え、スムージー(700円~)やバレエ衣装をモチーフにしたアイシングクッキー(1,500円、今月19日発売)などを新たに扱う。

 同フロアの「バランス スタジオ」はヨガやピラティスなどのレッスンを月約50講座以上行う。入会料は5,500円(全国の同社のスタジオ共通)。受講料は1カ月2万3,100円(受講し放題)、ドロップイン(1回)4,400円。「美しさと健やかさ」を提案する同フロアは、スタジオとショップの仕切りを開放することでフロアを一体的にイベントスペースとしても活用できるようにする。

 1階は同社の中で最も広いバレエスタジオで、シャワールームやパウダースペースも完備する。天井が高く自然光が入る空間で、床はバレエ専用の床にしている。入会料は5,500円(全国の同社のスタジオ共通)ほか。受講料は、1回2,750円、5回分チケット1万3,200円ほか。

 ショップは、2階はトゥシューズやバレエシューズ、ストッキングなどを扱い、常駐するフィッターがサポートするフィッティングスペースは10カ所ほど設ける。チャコットで購入したトゥシューズを写真や公演チケットなどと共にボックスまたはフレームに収める「トゥシューズ メモリアルアート」(2万4,750円、納期は注文後約1カ月)をサービスを新たに始める。3階はレッスンウエアやステージ衣装など、子ども用・大人用のウエア類と「チャコット コスメティクス」を扱う。試着室に加え、授乳室を新たに用意する。同フロアではチャコットの子ども用レオタード(100~160センチ)の回収を始め、年に数回チャリティー価格で販売するリユース・リサイクル活動も行う。

 レストランは、名称をそのままにアラカルトを用意するなどメニューは変更する。席数はテラス席含めて50席前後。季節感や「フレッシュフレンチ」をテーマに、月ごとの演目テーマに沿った料理なども用意する。メニューは、ランチ=エビと空豆のグラタン(1,600円)ほか、ディナー=フランス産鴨肉のコンフィ(2,800円ほか)、ドリンク=グラスワイン(1,200円~)ほか、客単価は、ランチ=約2,500円、ディナー=約1万2,000円を見込む。

 フォト撮影スペースでは、バレエ衣装を着用やアーティストによるメーク、カメラマンによる撮影を行う。衣装は、館全体のテーマに合わせて月替わりで用意する。基本料金は3万8,500円。所要時間は120分前後。予約制。オープン時は月に3日程度のペースで受け付ける。

 営業時間は、スタジオ=9時30分~22時(日曜は21時まで)、ショッップ=11時~19時、カフェ=9時~19時、レストラン=11時30分~22時30分(水曜定休)。

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