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原宿に「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ」旗艦店

左手に「ブルーレーベル・クレストブリッジ」、右手に「ブラックレーベル・クレストブリッジ」を展開する店内。

左手に「ブルーレーベル・クレストブリッジ」、右手に「ブラックレーベル・クレストブリッジ」を展開する店内。

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 ファッションブランド「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ」の複合路面旗艦店(渋谷区神宮前6、TEL 03-6419-3093)が10月24日、原宿・明治通り近くにオープンする。経営は三陽商会(新宿区)。

トピアリーを配置する店舗外観

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 「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベル」の後継ブランドとして、2015(平成27)年にバーバリーグループとのライセンス契約で三陽商会が立ち上げた同ブランド。百貨店を中心に店舗を展開している。「ブルーレーベル・クレストブリッジ(以下、ブルーレーベル)」はレディスブランド、「ブラックレーベル・クレストブリッジ(同、ブラックレーベル)」はメンズブランド。コアターゲットは20~30代。

 かねて「旗艦店のあり方」を検討してきたと言い、「ブランドの世界観を100%伝えるため」ブルーレーベルとブラックレーベルを複合的に展開する。2015(平成27)年から今春まで明治通りにブルーレーベルを出店していたことや、キャットストリートではブラックレーベルの店舗が営業していることから、「原宿というロケーションは大事な場所」であると共に既存顧客への対応を含め、同エリアに出店した。

 売り場面積は約298平方メートル。「ロンドンのホテルレセプション」をコンセプトに、アンティーク調の什器やペルシャじゅうたんを敷き「格式」を表現しつつ、メタル素材の什器を用いて「コンテンポラリーな要素」を加えることでブランドの世界観を表現した。ファサードにはトピアリー(植物の造形物)を置き、店内にも植栽を随所に飾る。

 同店はOMO(Online Merges with Offline)を体現する店舗として、店舗とEC(オンライン)を融合したサービスを導入。11月末ごろ(予定)から月1回程度のペースで、視聴者と双方向コミュニケーションができるライブコマースサービス「Live torutte(ライブトルッテ)」を使った配信を行うオンライン接客を導入。ショールーミング機能として、オンラインストア限定商品を試着できるようにし、店頭で決済すると自宅に配送するサービスも行う。

 ブルーレーベルは今季、オリジナルのチェック柄を使ったアイテムを中心に、今月の新作としてチェック柄のハートをあしらったアイテムが登場。赤を基調としたチェックが定番だが、トーナルカラーのブラウンやピンクのチェック柄なども展開する。ブラックレーベルは「コンテンポラリーモッズ」をテーマに、ビジネス・カジュアル・スポーツなどの要素をミックス。カプセルコレクション「BLACK lab(ブラックラボ)」はスポーティーなアイテムが並ぶ。店頭の構成比率は、ブルーレーベル7~8割、ブラックレーベル2~3割。

 同店では、オリジナルのチェック柄の布製マスク(6,600円、ケース付き)を先行販売。限定商品として、ブルーレーベルからはオリジナルチェック柄でAラインシルエットのジャンパースカート(3万8,500円)、裾周りにボリュームを出したリバーシブルのフレアスカート(3万1,200円)のブルーを用意。ブラックレーベルは、ブラックラボのロゴスエット(1万9,800円)や背面にボックス型のロゴをあしらうパーカ(2万5,300円)などのXSサイズを用意しユニセックスで着られるようにした。

 商品の主な価格帯は、ブルーレーベルが、コート=3万1,900円~13万2,000円、ワンピース=2万900円~4万2,900円、ニット・カットソー=6,490円~3万1,900円、パンツ・スカート=1万6,500円~3万1,900円、雑貨=1,320円~5万5,000円。ブラックレーベルは、コート=4万4,000円~14万3,000円、ブルゾン・ジャケット=2万9,700円~17万6,000円、カットソー8,800円~3万800円、パンツ1万5,400円~3万3,000円。

 営業時間は11時~20時(日曜は19時まで)。

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