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表参道に「サステナブル」コンセプトのデリ&カフェ「ブルーグローブ トウキョウ」

白やライトグレーを基調にする店舗外観

白やライトグレーを基調にする店舗外観

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 「サステナブル デリ&カフェ」をコンセプトにするデリカテッセン「Deli&Cafe Blue Globe Tokyo(ブルーグローブ トウキョウ)」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6450-6777)が9月11日、表参道にオープンした。経営はONODERA GROUPでフードサービス事業を担うLEOC(千代田区)。

有機野菜やスーパーフードなどを使うデリ

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 JAS有機野菜栽培認定農家「加瀬農園」の有機野菜などオーガニック食材や「食材本来のおいしさを引き出す」調理法を取り入れるほか、牛乳パックをリサイクルしたトイレットペーパー、エコラップなど、ユニホームや店舗の備品なども「環境に優しいもの」を使う同店。NPO法人グリーンバードの活動にも参加し、表参道のゴミ拾いも行っている。

 ブランド開発に当たり「『多様性』への対応に重きを置いた」といい、美や健康、ビーガン、ムスリムなど「多様な文化やニーズに応えやすいデリ&カフェ」を発信する立地に適していると判断し表参道に出店した。店舗面積は242平方メートル。席数は54席。店舗は白とライトグレーを基調に、シャンパンゴールドをポイントとして取り入れた。店舗内外には天然岩を使いシンプルな中に「自然の力強さ」を表現。サステナブルへの取り組みの一環として古材や流木などを使ったアートも展示している。

 「ビーガン」「ヘルシー」「ギルトフリー」など5つのテーマに沿ったメニューを常時35種類以上用意する。紫キャベツを少量のビネガーで火を入れた「エチュベ」、豆腐のムース、蒸し焼きにし潰したカボチャの「エクラゼ」など5層の「Seasonsビーガンプラントベース」(600円)、デリ3品・パン3品・ドリンクの「デリプレート」(2,000円~)などのデリをはじめ、自家製発酵種「ルバン種」と「サワー種」を使うカンパーニュ(800円)、ラム酒に漬け込んだレーズン2種類を使うナチューレザン(600円)など店内で焼き上げるパンなどを展開。

 SDGsの17の目標をテーマにフルーツやスーパーフードを使う「グラススイーツ」(700円~)などのスイーツ、オリジナルブレンドやシングルオリジン、デカフェコーヒーなどの豆をそろえるコーヒー、オーガニックティー(各580円~、価格は全て税別)などのドリンクも用意し、グラススイーツまたはスペシャルティコーヒーを使ったブレンドコーヒーは1品につき10円を、国際協力NGOジョイセフに寄付する。客単価は2,000円~3,000円。

 営業時間は11時~19時(日曜・祝日は18時まで)。

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