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「LINE WORKS」、全国の医療機関に無償提供 情報共有で院内感染防止などに

MET(院内急変対応)におけるLINE WORKS上でのトーク画面

MET(院内急変対応)におけるLINE WORKS上でのトーク画面

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 ワークスモバイルジャパン(渋谷区神宮前1)が4月23日から、47都道府県全ての医療機関にビジネス向けコミュニケーションアプリ「LINE WOEKS」を無償提供している。

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 LINE WOEKSは、チャットやスタンプ機能などに加え、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、仕事で活用できるグループウエア機能をそろえた「ビジネス版LINE」。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国の医療機関で院内感染が起きていないかなど緊急時の情報共有や医療機関同士のコミュニケーションなど、迅速な対応が求められる中、同アプリを無償提供する。

 医療機関の「迅速かつ正確な情報共有を支援すること」を目的とした取り組み。無償提供は3月から、特に新型コロナウイルスの感染者が多い東京と北海道の医療機関を対象にしていたが、緊急事態宣言が全国に拡大したことを受け、対象範囲を全国に広げた。

 対象となるのは病院・診療所・クリニック・薬局で、「LINE WORKS」有料版(ライトプラン)、パソコンやスマートフォンでの利用開始までのセットアップ支援を無償で行う。併せて、希望する医療機関には、緊急集合要請サービス「ACES」(提供Smart119)も無償提供する。

 無償提供期間は9月30日まで(ACESは6月25日まで)を予定。

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