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山種美術館で「色で読み解く日本画」展 青・赤・金など色を表現した作品50点

赤や青、緑などを印象的に使った作品が並ぶ場内

赤や青、緑などを印象的に使った作品が並ぶ場内

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 企画展「東山魁夷の青 ・奥田元宋の赤―色で読み解く日本画―」が現在、山種美術館(渋谷区広尾3、TEL 03-5777-8600)で開催されている。

華やかさなどを演出する金を取り入れた作品=山種美術館

 「東山魁夷の青」「奥田元宋の赤」のように特定の色が画家と結び付けられることがあることから、近現代の日本画の中から「色が印象的に表現された」作品を通して、画家と色の関係をひもとく。

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 同展では、青・赤・金・緑・白などの色ごとに分け51点を展示する。作品は、青=大みそかの京都を京都ホテル(現・京都ホテルオークラ)の屋上から俯瞰(ふかん)した構図で青の階調で表現する「年暮る」(東山魁夷、1968年)、月の光の「青白い明るさ」を表現した「月庭(げってい)」(橋本明治、1959年)、緑=緑青と群青の陰影で待つ林を描いた「総南の旅から『仁右衛門島の朝』」(石井林響、1921年)、赤=異なる色調の赤で紅葉を描いた「奥入瀬」(奥田元宋、1983年)、黒=袖に金の鶴が描かれた黒地の着物姿を描いた「舞妓(まいこ)」(奥村土牛、1954年)、金=数種類の金を使って柿や柿の葉を描いている「●采(しゅうさい、●=火辺に禾)」(小林古径、1934年)など。

 併せて、鉱物を砕いた「岩絵の具」や貝殻で作られた「胡粉(ごふん)」、筆、和紙などの画材、金や銀、黒、赤貝などさまざまな「箔(はく)」、箔を粉状にする「泥(でい)」のサンプル、奥田元宋の赤い絵の具なども展示している。

 期間中、館内の「Cafe椿」では、展示作品をモチーフにした和菓子(茶とセットで1,100円)を販売する。メニューは、雪と町屋の屋根をきんとんと錦玉(きんぎょく)かんで表現した「除夜」(東山魁夷「年暮る」)、モミジと水しぶきを表現したユズあん入りの「秋の色」(奥田元宋「奥入瀬(秋)」)など5種類。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、大学・高校生=900円、中学生以下無料ほか。12月22日まで。

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