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サンロッカーズ渋谷、アルバルク東京に1年半ぶり勝利 今季初ダービー痛み分け

第3クオーターだけで3P4本を含む16点を挙げたベンドラメ礼生選手

第3クオーターだけで3P4本を含む16点を挙げたベンドラメ礼生選手

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)とサンロッカーズ渋谷(同、SR渋谷)が11月25日、アリーナ立川立飛で対戦した。観客数は2465人。

激しいマッチアップを見せた渡辺竜之佑選手と田中大貴選手

 共に渋谷をホームタウンとするチームの今季初ダービー2日目となったこの日。前日同様、白熱した展開となった。立ち上がりはこの日も関野剛平選手と渡辺竜之佑選手を中心としたSR渋谷のアグレッシブなディフェンス(DF)が光り、開始約30秒でA東京のターンオーバー2本を誘発し0-6とリード。A東京は安藤誓哉選手らの3本連続3ポイント(P)シュートで試合を振り出しに戻すが流れはSR渋谷のまま。第1クオーター(Q)残り0.5秒には、杉浦佑成選手の3Pが決まるビッグショットも飛び出した。杉浦選手は「勘違い」でボールを受けたといい、「入るとは思わなかった」と驚きの様子を見せたが、今季はブザービーターを数本決めていることから「時間が無い時は任せろって感じ」と自信をうかがわせた。

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 第2Q序盤はA東京がDFの強度を高めSR渋谷からスチール(攻撃中の相手からボールを奪うプレー)を奪ったほかリバウンドからの速攻で同点にするが、SR渋谷のDFにミスやファウルがかさみリズムに乗れず。SR渋谷はライアン・ケリー選手が3Pを4本決めるなど得点を重ね11点の点差を付けたが、後半の立ち上がり「DFが相当悪く」(SR渋谷・伊佐勉ヘッドコーチ(HC))A東京に再びゲームを振り出しに戻される。ここで強さを見せたのはSR渋谷のキャプテン・ベンドラメ礼生選手。フローターシュートや3本の3Pで57-67と突き放した。最終Qは両チームともにロースコアとなったが、SR渋谷が逃げ切り65-77で勝利。SR渋谷はA東京から昨年4月以来1年7カ月ぶりの勝利となった。

 この日は「40分間同じインテンシティーでやれるか」を目標に掲げ試合に臨んだというSR渋谷。伊佐HCは「2日間80分しっかり戦えて、勝敗以上にチームにとって大きい週末だった」と振り返る。今節は1勝1敗となったが、「2日間戦い切るメンタルがちょっとは付いているのかな。結果が出ているのが一番いい。それ以上に選手が、ハードショウ(DF)をやめない、プレッシャーをやめないメンタルを誇りに思う」と選手たちをたたえた。

 DFでチームを引っ張った関野選手と渡辺選手だったが、後半の立ち上がりは「自分たちのプレッシャーはそんなものじゃないだろう」と伊佐HCから活が入った。関野選手も「少しでもボールを遅く運ばせ、(攻撃の)コールもさせないくらい(間合いを)詰めるのが僕の役割。プレッシャーが足りないなと感じながらも疲れているしな、と思いながらやってしまった。そういう時にさらにプレッシャーをかけられるようにしたい」と反省点を挙げた。両日共に3Pが目立ったが「3Pが入ったら持ち味のドライブが生きると思うので確率を上げたい」とも。

 渡辺選手はこの2日、A東京の田中大貴選手とマッチアップ。「速いしハンドリングもうまいし冷静なので難しかった。(今日は)ちょっと間合いを空けて、自分なりに守り方を考えた」と言う。この日は田中選手からオフェンスファウルも奪ったが「うれしかったが、たまたま取れた」とおごらない。自身もファウルトラブルとなり、最終Qは4ファウルの状態でコートイン。「退場は良くないと思い、リバウンドに行かない方がいいか」と伊佐HCに聞いたと言うが、渡辺選手のリバウンド力を高く評価する伊佐HCは「(取りに)行き続けろ」と指示。最後はそのリバウンドで5ファウルとなり退場となってしまったが、その言葉に「楽にプレーできた」と振り返った。

 ケリー選手は「昨日は負けたが自分たちもよくプレーできていたと思う。そこからしっかり気持ちを切り替えてチームとして勝ったのは大きな勝利、自信にもなる。アウェーで勝ちを取るのは難しいが、勝利を収められて本当にうれしい」と喜んだ。

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