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アルバルク東京・馬場雄大選手、NBAマブスから正式オファー 「夢の第一歩」

NBAダラス・マーベリクスから正式オファーを受けたことを明らかにした馬場雄大選手

NBAダラス・マーベリクスから正式オファーを受けたことを明らかにした馬場雄大選手

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 Bリーグ・アルバルク東京の馬場雄大選手が9月17日、NBAダラス・マーベリックス(マブス)から正式オファーを受けたことを発表した。

ダンクシュートが持ち味の一つ

 馬場選手は1995(平成7)年11月7日富山生まれの23歳。身長198センチ、体重90キロ。日本代表に選ばれた父親の影響で、小学1年でバスケを始めた。筑波大学在学中にアルバルク東京に入団し、日本代表にも選ばれている。2017-18シーズンには新人賞を受賞したほか、2018-19シーズンはベンチ(控え)からの出場ながら好成績を収めた「ベスト6thマン」に選出。Bリーグ2連覇にも貢献し、チャンピオンシップではMVPにも選ばれた。高い身体能力から繰り出されるダンクシュートや明るい性格で人気を集めている。

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 かねてNBAでプレーすることを目標に掲げ、A東京入団時もNBAからのオファーがあった際は「クラブがサポートする約束」をしていた。そうした中、馬場選手は今年6月にはマブスのミニキャンプに参加。その結果、サマーリーグのロースター入りを果たし4試合に出場。サマーリーグ終了後に、「(馬場選手の)フィジカルのポテンシャルやプレースタイルに興味があると言われていた」(トヨタアルバルク東京の林邦彦社長)が、正式オファーがあったのは8月に入ってからだったという。

 正式オファーを受け「正直驚いた」と振り返る馬場選手。「マブスのゼネラルマネジャーとも話をして、可能性のある選手だと言ってくれて、夢はここから始まるんだと心を固めた」と話す。当初来年の東京オリンピック後の海外挑戦を見据えていたが、「1年でも早く世界レベルのバスケを肌で感じたい」と渡米を決意した。

 現在、契約に向けて最終調整をしている段階で、マブスまたはNBAの下部組織NBADL(Gリーグ)の「テキサス・レジェンズ」でプレーするかなどは決まっていないという。「異国の地で1年やることは自分磨きも含め前向きに捉えられると思うので、トップチームに入れなくてもそのまま残ってアメリカのチームでプレーしたい。この数年で(NBAでの)本契約を勝ち取れたら」と、前向きな姿勢を見せる。

 A東京のチームメートたちには今月13日報告したと言い、「夢に向かって頑張れ」などの声を掛けられ「背中を押してくれた」と話す。Bリーグ開幕が間近となった時期での馬場選手の移籍発表となったが、林社長は「貴重な選手が海外に挑戦することにはクラブとしても大きな決断を迫られるものだったが、Bリーグから世界へ、その開拓者になってもらうためにも支援していきたい」と馬場選手の挑戦を後押しする姿勢を見せつつ、「クラブ全体が困ったな、というのが正直なところ。馬場選手と同じような能力・パフォーマンスを持った選手を探してくるのは至難の業だが、われわれのチームにはいい選手がたくさんいる。雄大の分もやっていくんだと結束できれば、今以上の力を発揮してくれるのでは」と期待を寄せる。

 馬場選手は「(バスケを)始めた時からの夢だったNBA。夢の第一歩が始められる。自分だけの力だけではこの舞台には立てていないので、感謝を忘れずに自分夢に突き進んでいきたい。これからも引き続き温かい目で応援していただけたら」と呼び掛ける。

 今月末からセレクションを兼ねたトレーニングキャンプが予定されているが、すでに始まっているキャンプに参加するため明日18日夕方、成田空港から渡米する。馬場選手は「できることなら早く来いと言われ心の準備もできていない。ワクワクと不安で胸がいっぱい」と複雑な心境を明かした。現地では、テキサス・レジェンズでコーチ研修を行っているA東京の伊藤拓摩テクニカルアドバイザーが馬場選手をサポートするという。

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