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サンロッカーズ渋谷、区内で初の公開練習 ディフェンスに重点

約1時間30分の公開練習でしっかりと汗を流した

約1時間30分の公開練習でしっかりと汗を流した

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)が8月24日、渋谷区スポーツセンター(渋谷区西原1)で公開練習を行った。

300人のファンが来場した

 Bリーグ開幕以降、ホームタウンの渋谷区内で初めての試みで、2019-20シーズンを戦う新チームのお披露目ともなった。日本代表活動中のキャプテン、ベンドラメ礼生選手と3人制バスケ「3x3(スリーエックススリー)」に参戦している杉浦佑成選手が不参加となった。会場では、抽選で選ばれたファンをはじめ、SR渋谷が取り組む区内中学校のバスケ部合同練習会「チーム渋谷」に参加する中学生ら約300人が見守った。

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 日頃取り組んでいる練習と同等のトレーニングをしたこの日。ウオーミングアップに始まり、ガード陣とビッグマンに分かれパス回しからのシュート、3対2、シュートが外れると連帯責任となり全員でダッシュするフリースローなどを実施。最後には2チームに分かれ、負けたチームは腕立て伏せをする5対5のミニゲームを行い、1時間30分ほどしっかりと汗をかいた。いいプレーが見られたりゴールが決まったりすると、ファンたちからは拍手が送られた。

 「ディフェンス(DF)の強度を上げること」を重点的に取り組んでいるという現在。練習中、伊佐勉ヘッドコーチ(HC)らは「プレッシャー」「ディナイ」など幾度と声を張り上げた。加えて、DFのキャッチアップ(オフェンス(OF)の選手に付くこと)をオールコートにしていることもあり、伊佐HCは「運動量としては大変」としながらも、「DFの強度、スタンダードは下げることなく上へ持って行こうと取り組んでいる」と手は緩めない。OFでは「速い展開」を目指し、「プッシュ(ボールを前線へ送る)」することを意識している。7月中旬から日本人選手は自主練習を始めているが、チーム練習が始まったのは今月13日。OF・DF共に「やろうとしていることのも半分くらいしか導入していない」としながらも、「(選手たち)自ら声掛けも増えているし、OF後のDFに入る姿勢や早さは変わってきている」と手応えをうかがわせた。

 伊佐HCは「選手全員で戦える選手がそろった。一人一人のポテンシャルを引き出して、個ではなくチームで戦っていく。開幕戦から東地区にインパクトを与えたいので、ファンの皆さんも期待していただき、応援していただければ」と呼び掛ける。

 練習後、「東地区、またリーグ優勝できるようにチーム一丸となって頑張っていくので、応援よろしくお願いします」とあいさつした副キャプテンの石井講祐選手は、この日が誕生日の渡辺竜之佑選手にマイクをバトンタッチ。

 渡辺選手は「今日は誕生日なの家族と一緒においしいご飯を食べたいと思う」と笑いを誘った。「予定表を見た時は『マジか』と思った」け言うが、「いろいろな人におめでとうと言っていただけて良かった」と笑顔を浮かべる。練習前にはチームメートから「実際にはできないけれど、(誕生日だからといって)『ダンクするなよ』と言われていた」中、「ミスしないように意識してやった。ノーターンオーバーなので大丈夫(笑)」と振り返った。練習後にはチームメートからもプレゼントを贈られたり、祝いの言葉を掛けられたりしたという。

 石井選手は「たくさんの方に来ていただけて、シーズン前に触れ合う機会があまり無いので、こういう機会を通してチームの熱気などを感じてもらえたらうれしい」と話し、初の公開練習については、「初めてなのでどういう人がいるのかなとは思ったが、そんなに変わらずできたかな」と振り返った。新しく加入した選手が多い中、「段々慣れてきて、お互いの性格も分かってきて、オンコート・オフコートでなじんできているのでは」と現在のチーム状況に触れ、「開幕までにしっかりチームを仕上げ、強いサンロッカーズを見せられるように頑張っていく」と意欲を見せた。

 SR渋谷のBリーグ2019-20シーズン開幕戦は10月5日、ホームアリーナの青山学院記念館(渋谷4)で千葉ジェッツと戦う。

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