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「楽天」、東京ファッションウィークの冠スポンサーに アマゾンに代わり

今年3月に開かれた「ファッション・ウィーク東京 2019 A/W」(コシノジュンコ)より(会場=表参道ヒルズ)

今年3月に開かれた「ファッション・ウィーク東京 2019 A/W」(コシノジュンコ)より(会場=表参道ヒルズ)

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 ネット通販大手の楽天(世田谷区)は8月1日、渋谷・表参道エリアを中心に年2回開かれているファッションイベント「東京ファッションウィーク」の冠スポンサー契約を締結したことを明らかにした。昨シーズンまで冠スポンサーを務めたアマゾン・ジャパンに代わり、今年10月に開かれる2019-20春夏コレクション(第29回)より、「Rakuten Fashion Week TOKYO」として新たなスタートを切る。

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 日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図る目的で2005(平成17)年に始まった「東京発 日本ファッション・ウィーク」が前身となる同イベント。「東京コレクション(東コレ)」とも呼ばれ、毎年3月と10月の2回、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)と表参道ヒルズ(神宮前4)をメイン会場に、国内外のファッションブランドが新作コレクションショーなどファッション関連のイベントを展開している。

 楽天は今回、イベントを主催する「日本ファッション・ウィーク推進機構」(渋谷3)と冠スポンサー契約を締結。同社・三木谷浩史会長兼社長は「楽天のECサービスにおいても、ファッションは急成長している分野の一つ」とし、毎回約50ブランドの若手デザイナーや有力ファッションデザイナーが参加し、5万人以上が来場する同イベントの冠スポンサーとなることで「日本のファッションを世界に発信し、ファッション業界をエンパワーメントし、よりエキサイティングな体験をユーザーに提供していきたい」と意欲を見せる。

 ファッション関連商品を取り扱う店舗も多く出店する自社ECサイト「楽天市場」ではこれまでも、出版各社との共同企画やファッションイベントへの特別協賛を通じユーザーとの接点を創出。2012(平成24)年には、ファッション通販サイト「Rakuten BRAND AVENUE」を立ち上げ、現在1100以上のファッションブランド・ショップが出店している。冠スポンサーにつくことでファッション分野のブランディングの強化を狙う。

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