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スペシャルティコーヒー「スクロップ」、青学大脇に2店目 マルハングループ自社ブランド

青学大脇のアイビー通り沿いに位置する店舗外観

青学大脇のアイビー通り沿いに位置する店舗外観

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 スペシャルティコーヒー店「Scrop(スクロップ)COFFEE ROASTERS青山店」(以下スクロップ、渋谷区渋谷4、TEL 03-6803-8325)が6月26日、青山学院大学・東門近くにオープンした。経営はマルハングループで飲食事業を展開するマルハンダイニング(江東区)。

コーヒーに合わせスイーツやサンドイッチも提供する

 2005(平成17)年~2015(平成27)年にシアトルのコーヒーショップ「ZOKA(ゾッカ)」を展開していた経験を生かし、2015年に立ち上げた自社ブランドとなるスクロップ。ブランド名は「スペシャルティコーヒー」と農作物を意味する「crop」の造語。同年6月に1号店を流山おおたかの森S・C(千葉県)に出店。自社の焙煎(ばいせん)工場を持っていることから現在は豆の卸を中心に展開している。

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 豆は企業の社員食堂で使われてきたが、小売店を含めた卸を強化するためのアンテナショップのような位置付けで店舗を出店している。当初は同店の上層階に展開する結婚式場「アイビーホール」などに豆の卸をする予定で話をしていた中、同所の区画が空いたこともあり2店目の出店を決めた。

 店舗面積は20坪弱。テークアウトが中心となるが、店内には約10席を用意する。白を基調にしたシンプルな空間に、木目の椅子やテーブルを配置し、フェイクのコーヒーの木を飾るなど自然の要素を取り入れる。近隣に住む地域住民や青学大をはじめとする学生の利用を中心に見込む。

 「コンビニコーヒーの台頭に伴いコーヒーの需要が高まった」ことを背景に、「好みのコーヒーを見つけてもらう」こと、自宅や職場などで「飲む文化や生活スタイルを根付かせる」ことを目標に掲げ、豆の販売も行う。店頭のカウンターでは販売する豆を並べ試飲もできるようにしている。

 「ブレンドすることでシングルオリジンでは出せない新しい味を作り出すことにチャレンジしている」同店では、シングルオリジンとオリジナルブレンドを提供するのが特徴。豆は常時12~13種をラインアップする。コーヒーは、パナマ産「ゲイシャ」とエチオピア産「シダモエリアシャキッソ」「イルガチェフェ」をブレンドした同店限定の「青山ブレンド」(ドリップコーヒーS400円~)、パナマ産「ゲイシャ」を使ったブレンド2種(ハンドドリップS500円)などを用意。

 隣接する「アイビーホール」のパティシエが作るオリジナルスイーツ(ケーキ800円ほか)や全粒粉とオーツ麦のパンを使うサンドイッチ(380円)なども提供する(価格は全て税別)。学生書提示で10%引きとなる。客単価は500~600円程度を見込む。

 国際コーヒー鑑定士「Qグレーダー」の資格を持つ同社の中嶋太郎さんは「ゲイシャなどいろいろなコーヒー出てきているが、それを体験することはまだまだ一般的ではない。(当店では)試飲もできるので、どんなコーヒーが好きなのか見つけていただき、どうしたら自宅でおいしく飲めるかというのも伝えられるような店にできたら」と意欲を見せる。

 営業時間は8時~19時。

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