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アルバルク東京、栃木に逆転負け 最終クオーターのディフェンスで「我慢」できず

要所で3Pを決めた田中大貴選手

要所で3Pを決めた田中大貴選手

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)は1月6日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(世田谷区)で栃木ブレックス(同、栃木)と戦った。前日に続きこの日もチケットは完売し、3589人が観戦した。

声を上げながらダンクを決めた馬場雄大選手

 序盤で大量リードを奪った前日とは異なり、第1クオーター(Q)から接戦となったこの日。第2Q序盤に一時逆転を許すも、安藤誓哉選手のドライブ(ドリブルでリングに迫るプレー)や馬場雄大選手のスチール(ボールを奪うプレー)からのダンク、ディフェンス(DF)リバウンドからの得点などで7点のリードを奪い返した。

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 ゲームの勝敗を分けたのは最終Qのオフィシャルタイムアウト以降。8点リードしていたA東京だったが、連続得点で点差を詰められ残り1分35秒で栃木・竹内公輔選手のレイアップで逆転されると、残り14.6秒のセットプレーには「ゴール下をカバーしていた」馬場選手の隙を突いた遠藤祐亮選手にワイドオープンの3Pを許し、5点差を付けられた。直後のタイムアウトで「自分のタイミングで打っていいと言われていた」田中大貴選手が「打ち切ろう」と放ったロングレンジの3Pを決め切り60-63と詰め寄ったA東京はファウルゲームに持ち込み、ライアン・ロシター選手のフリースローで3点差となった残り5.2秒で最後の攻撃を仕掛けた。

 ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)の作戦は、コーナーに走り込んだザック・バランスキー選手へのパスか、トップに上がった田中選手へのパスの2つ。ボールを持った馬場選手はバランスキー選手にパスしたが、DFがぴったり付いていたためタフショットを打つことに。リバウンドからミルコ・ビエリツァ選手がシュートを決めA東京のファンたちの歓声が響き渡るが、シュートは2点となり、「3Pを抑えるDF」を貫いた栃木に軍配が上がった。結果は62-63。

 パヴィチェヴィッチHCと田中選手が敗因として挙げたのがDF。後半は、ゾーンとマンツーマンを組み合わせた栃木の変則的なDFに「苦しいシュート」「打たされるシュート」が目立ったが、「リバウンドからボールをプッシュされたりイージーショットを決められたり、DFで我慢できなかった。苦しい時こそ全員がDFを頑張れる我慢強さが必要」と田中選手。ラストプレーについては「しょうがない」と話しつつ、「直前に決めていた自分がボールをもらいに行けば良かったかな」と振り返った。

 「遠藤選手の要所の3Pを防ぎきれなかった」と反省点を挙げた馬場選手。ラスト14.6秒の場面については「いろいろ考えての行動。何とか追いついてチェックしたが、きっちり決めてきてさすがだと思った」と称えつつ、「40分間どう戦うか。勝敗にかかわる最後まで考えないといけない」と悔しさをにじませた。

 Bリーグは次週休みとなり、天皇杯全日本バスケットボール選手権大会(オールジャパン)決勝ラウンドとなる。田中選手は「シーズン途中でトーナメントが入ってくるので難しいが、(初戦の相手であるシーホース)三河も調子が上がってきているチームなので、いい準備をしないと」と気持ちを切り替える。

 2019年は「チームとしては連覇という目標がある。そこに向けてチームでやらなきゃいけないポジションにいるので、自覚をもって責任あるプレーをして最後に良いい思いができたら」と抱負を語った。

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