原宿・表参道エリアをはじめ国内外でゴミ拾い活動を展開するNPO法人「green bird(グリーンバード)」(渋谷区神宮前6)が12月26日、「認定NPO法人」として承認された。
認定NPO法人は、運営組織と事業活動が適正で公益の増進に資するとして所轄庁に認定を受けられる制度で、寄付者が税制上の優遇措置を受けられる。2018年10月現在、全国でNPO全体の約2%となる1092団体が認定されている。
長谷部健渋谷区長が2003年1月に設立したグリーンバードは、原宿・表参道周辺のゴミ拾いを中心に、現在は国内各地やパリ・ボストン・ベトナムなど海外を含む90チームを展開する。同制度の認定を受けたことで、今後寄付した人は、個人・法人問わず寄付金控除などの優遇措置が受けられる。優遇措置を希望する場合、名前・住所・寄付実施日を同NPO事務局に知らせる。
27日には、寄付プラットフォーム「Syncable(シンカブル)」でクレジットカードから寄付できるサービスも導入した。寄付は1回500円から受け付けるほか、毎月定額の寄付や年会費で継続的に支援できる「賛助会員」も募っている。大みそかから元旦にかけて渋谷駅周辺で行われるカウントダウンイベント後は、特別協賛するコカ・コーラの社員らと共に清掃活動を行う予定。