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イルミネーション「青の洞窟」、代々木公園ケヤキ並木などで点灯 音と連動も

初日から多くの人でにぎわう「青の洞窟」

初日から多くの人でにぎわう「青の洞窟」

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 渋谷公園通りや代々木公園ケヤキ並木をイルミネーションで彩る「青の洞窟SHIBUYA」が11月30日、点灯した。

ミラーマットに反射し洞窟のような空間になっている

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 協賛する日清フーズ(千代田区)のイタリアン商品シリーズ「青の洞窟」のプロモーション企画として、2014年に初めて目黒川沿いで実施し話題を集めた同イルミネーション。目黒川沿いは車道沿いで安全性が確保できないことなどから、2016年から渋谷に場所を移した。渋谷での点灯は今年で3年連続となる。昨年は前年を上回る延べ267万人が来場したという。

 期間中は、西武渋谷店(宇田川町)前付近から代々木公園ケヤキ並木までの約800メートルを約60万個の青色LED電球で装飾。ケヤキ並木約300メートルの路面には「ミラーマット」を敷き、LEDの光を反射させることで洞窟のような雰囲気を演出する。昨年行ったLEDがランダムに光ったり点滅したり、波打つように順に点灯したりする光の演出も、昨年に引き続き行う。「青の洞窟」のCMに登場する「BLUE CUBE」も用意し、青色の装飾を施した全面鏡張りの中で写真を撮ることができるフォトスポットとなる。

 今年は「サウンドジェニック」な演出を新たに取り入れる。並木のケヤキには、木と木をつなぐように約2000個の鈴を、枝には白のLEDも装飾。鈴とベルの音が鳴る中、調光が変化する。クリスマス期間(日程未定)には、ピアノの演奏と連動した光の演出も予定している。

 期間中、代々木公園内の売店は「青の洞窟Blue Parks」として営業し、日清フーズのパスタ「青の洞窟ボロネーゼ」(460円)などを提供する。営業時間は10時~20時(金曜~日曜・祝日は21時まで)。

 前日の29日は、フリーアナウンサーの加藤綾子さんらを招いて点灯式を行った。点灯スイッチを押した加藤さんは、点灯したイルミネーションを見て「すごくきれい。ブルーが反射していて光に包まれている気がして感動した」とうっとりした表情を浮かべていた。

 長谷部健渋谷区長は「今や渋谷の冬の風物詩の一つ。多くの皆さまに独特の青い空間を楽しんでもらい、渋谷を好きになっていただくきっかけになれば」と話す。29日に点灯した表参道イルミネーションにも触れ「公園通り、ケヤキ並木、表参道を歩いて渋谷区の光の温かさを感じていただければ」とも。渋谷公園通商店会振興組合の小松原一雄理事長は「神秘的で幻想的なイルミネーションを楽しんでもらえれば」と話す。

 初日には点灯前から多くの人が集まった。点灯と共に周辺が青色に染まると歓声が上がり、来街者たちはケヤキ並木を歩きながら写真を撮るなど思い思いに過ごしていた。

 点灯時間は17時~22時(12月31日は翌5時までの予定)。来年1月16日まで(代々木公園内は12月31日まで)。

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