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渋谷・旧東急プラザ跡の施設名称は「渋谷フクラス」に 周辺街路も再整備

渋谷フクラス外観イメージ(画像提供=東急不動産)

渋谷フクラス外観イメージ(画像提供=東急不動産)

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 渋谷駅西口の旧「東急プラザ渋谷」(渋谷区道玄坂1)跡で2019年秋の完成を予定する新複合施設の名称が「渋谷フクラス」に決まった。道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合と東急不動産が11月15日、会見で明らかにした。

「膨らす」をイメージしたロゴ

 東急グループなどが進める渋谷駅周辺再開発のプロジェクトの一つで、2015年に閉館した旧東急プラザ渋谷の跡地や隣接する街区を一体的に再開発する「旧道玄坂一丁目駅前地区」。施設は地上18階(建築基準法上は19階)・地下4階で、延べ床面積は約5万8970平方メートル。中低層部となる2階~8階、17階~18階の商業ゾーンには「東急プラザ渋谷」が復活する。

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 「フクラス」の名称は「膨らす」に由来し命名。トレンド発信地・渋谷で「自分らしくクラス(暮らす)ことで得られる幸福を膨らませていく」ことを表現した。膨らみを想起させるロゴは、訪れる人の思いや物語が「原石」として集い、幸せが膨らんでいく結晶体を表現しているという。

 新・東急プラザ渋谷では、「感度が成熟した都会派の大人」をターゲットに、次世代に向けた「MELLOW LIFE(メロウライフ)」を提案。「ポジティブ」にエージングを捉える美容やファッション商品、素材や産地にこだわる食、健康・ライフプランなどのサービスを展開する。

 高層部・地上9階~16階のオフィスエリアにはGMOインターネットグループが入居。17階にはクリテーティブコンテンツ産業や外国企業の進出の足掛かりとなる産業進出支援拠点も開設し、企業やクリエーターのスタートアップを支援する。

 17階・18階には屋上広場を計画。来街者の「憩いの場」を目指すとともに、広場に面した同フロアにシンガポール発のレストラン「CÉ LA VI(セラヴィ)」が出店する。リゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」最上階などに出店する人気店の日本1号店となる同店では、高層階やルーフトップなどの立地やエンターテインメント性のある音楽や料理の提案などで支持されてきたこれまでの店舗と同様、「都会派の感度が成熟した大人たち」を主なターゲットに、「ファインダイニングからカジュアルダイニング」などさまざまな利用シーンを想定する。

 施設は地上1階に観光支援施設や空港リムジンバス発着場を含むバスターミナルを設けることで、駅西口の「新たな玄関口」としての役割も担う。周辺の一部街路も再整備し、地下2階には地元商店街への配送業者が利用する地域荷さばき所を開設。安全・快適性の確保や回遊性の向上も目指す。

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