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アルバルク東京、名古屋Dに勝利 終盤に課題も逃げ切り

積極的にインサイドにアタックした竹内譲次選手(中央奥)

積極的にインサイドにアタックした竹内譲次選手(中央奥)

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 アルバルク東京(以下、A東京)が4月15日、アリーナ立川立飛(立川市)で名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(同、名古屋D)と戦った。観客数は2501人。

 前日、20点差近くをリードしながらも最終クオーター(Q)で33点の猛追を受け、残り1秒で逆転負けしたA東京。

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 試合開始序盤、前日の勢いそのままに0対7と名古屋Dがリードする展開となるとA東京はすかさずタイムアウトを要求。安藤誓也選手の3ポイント(P)シュートで反撃ののろしを上げると、馬場雄大選手が空いたゴール下に飛び込んだり、ザック・バランスキー選手が残り1秒でリバウンドから得点を挙げたりして22対23で第2クオーター(Q)に突入。得意のピック&ロール(スクリーンを使ったオフェンスの一種)やリバウンドからの攻撃などリズムをつかむも、名古屋も食らい付きシーソーゲームとなる。

 「ディフェンスの引き締めを意識した」(竹内譲次選手)という第3Q、名古屋Dを9点におさえる堅守を見せるとともに、3Pを含む竹内譲次選手と安藤選手の3連続得点、田中大貴選手のドライブ(ドリブルでゴールに迫るプレー)などで最大18点差を付け名古屋Dを突き放すことに成功。73対63で逃げ切ったが、最終Qはシュート率が15.8%と落ち込み、最近の課題として挙がっている「試合のクロージング」が改善できなかった。

 竹内選手は「自分たちの方が強いという自信はあるが、それが最近過信になっていた。負けていい薬になった」と前日の敗戦を振り返り、「ディフェンスが良かった」と勝因を挙げた。「(マッチアップしていた名古屋Dの張本)天傑のファウルがかさんでいたので積極的にインサイドをアタックしようと思っていた」と2日連続2桁得点となる10点を挙げたほか、リバウンド9本と体を張った。

 田中選手は「ここ何試合かリードしても追いつかれたり、1日目の終わり方が良くなくて2日目に引きずったりする状況が続いていた。集中力なのかどこかで気を緩めているかもしれないので、気を引き締めてやらないとチャンピオンシップ(CS)を取るチームにふさわしくない」と話し、「オフェンスが悪くても、簡単な得点を与えないのがうちのチームの考え方。オープンシュートを決めきれず苦しい流れになったが、相手にも点数を与えなければ点差は変わらないので、シュートが落ちた時に次のディフェンスを我慢して頑張る。簡単そうで難しいが、それが徹底できるチームが強いチーム。残りの試合でそこを突き詰めたい」と意欲を見せる。

 CS進出は決まったが、地区1位に向け最後までタフな試合が続く。「CSに照準を当てて主力陣のプレータイムを減らすことができない難しいシチュエーションではある。少しきついとは思うが、チームで毎試合CSのような気持ちで戦っていこうと話している」とも。

 A東京は4月21日・22日、三猿ネオフェニックスを迎えホーム戦を行う。