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アルバルク東京、北海道に敗戦 後半の追い上げも一歩及ばず

後半チームに勢いを与えた菊地祥平選手(中央手前)

後半チームに勢いを与えた菊地祥平選手(中央手前)

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 アルバルク東京(以下、A東京)が3月25日、アリーナ立川立飛(立川市)でレバンガ北海道(同、北海道)と戦った。観客数は2832人。

21得点・リバウンド10本とダブル・ダブルの活躍を見せたアレックス・カーク選手

 前日、24点差からの北海道の猛追を振り切り勝利を納めていたA東京だったが、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)が「昨日の後半を引きずり全く同じ展開になった」と振り返った前半。3連続得点を挙げる良い滑り出しを見せるも、10対6の場面から5連続得点を許し21対26で第1クオーター(Q)を終えると、第2Qも北海道のオフェンス(OF)を止められず点差を広げられ前半を折り返す。

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 HCから活を入れられるとともに、「アグレッシブに自分たちのバスケをすること」を確認し迎えた後半。菊地祥平選手は、「タイトに激しくプレッシャーがくる(DFに)前半は後手に回ってしまったのが、(後半は)それをうまく利用して早めに(北海道の)ファウルをためるよう意識した」と積極的にドライブ(ドリブルでゴールに迫るプレー)を仕掛けていき、ファウルをもらいフリースローで得点を重ねたりアシストをしたりとチームに勢いを与える。最終Qもその姿勢を貫き、残り29秒で得たフリースロー。菊地選手は「アレックス(・カーク選手)とジャワッド(・ウィリアムズ選手)が(リバウンドに)いてくれたので信用して」2本目をわざと外しマイボールにすると、カーク選手のフリースローで2点を加算。3点差まで詰め寄るも一歩及ばず81対87で敗戦となった。

 最近の課題として「試合の締め」を挙げた菊地選手。前日も勝利したものの「最後で『アグレッシブにやればアルバルクに勝てる』という印象を与えてしまった。やってはいけなかったし、それをスタートの5人が認識していたにもかかわらず対策できていなかったのが一番の敗因」と振り返る。

 後半追い上げを見せ一時は逆転したA東京だったが、パヴィチェヴィッチHCが「しっかりとディフェンス(DF)で抑えないといけないゲーム展開だった」と言うよう、北海道はこの日65.4%という高い成功率でシュートを決めていた。「個々が責任を持ってソリッドに守り、そしてチームDFでカバーするスタイルが明らかにできていなかった」と反省点を挙げると、菊地選手は「昨日のDFをやれれば今日のようなパーセンテージは出されなかった。自分たちのDFの甘さが出た」とも。

 シーズンは終盤となり、他地区では地区優勝のマジックが点灯している中、A東京が属する東地区は最後までもつれ込む可能性が大きい。菊地選手は「体の面ではキツさもあり楽な試合が少ないということはあるが、メンタルは維持すればいいだけなので、緊張の糸を切らずにやれて成長できる環境なので、逆にいい」とも。

 A東京は今月28日、ホームに栃木ブレックスを迎える。同試合では、ペイントエリア内のシュートは100%決めるAIバスケットボールロボ「CUE」のお披露目も予定する。