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スパイラルでビジュアルデザインスタジオ「WOW」大規模展 設立20年で

風を可視化することを目指した「WIND FORM」

風を可視化することを目指した「WIND FORM」

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 スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)で4月6日、展覧会「WOW Visual Design Studio-WOWが動かす世界―」が始まる。

東北の伝統行事をテーマにした「BAKERU」

 ビジュアルデザインを手掛けるワウ(渋谷区神南1)の大型展となる同展。昨年設立20周年を迎えた同社のアーカイブ作品から新作までを展示する回顧展であり、今後に向けた「志を示す」展覧会となる。

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 1階のスパイラルガーデンでは、過去20年の代表作を時系列にモニターで上映。吹き抜けになっているアトリウムには、「ISSEIMIYAKE」のウインドーディスプレーとして2012年に制作した作品が基になっている「WIND FORM」を展開。プログラミングした扇風機(51台)の風を受けて浮遊するオーガンジー「天女の羽衣」で、風を可視化することを目指した。

 エスプラナード(中2階)では、社外のデザイナーとコラボレーションしたプロダクトを展開するレーベル「BLUEVOX!」の商品や、豪デザイナーのマーク・ニューソンさんとコラボレーションした日本刀「aikuchi」、社内の有志スタッフで構成するデザインユニット「WOWLAB」のリサーチ事例のプロセスなどを紹介する。

 3階・スパイラルホールでは体験型インスタレーション2作品を展開。東北の伝統行事をテーマにした「BAKERU」は、昨年仙台で発表した作品。秋田・男鹿の「なまはげ」、三陸地方の伝統芸能「鹿踊(ししおどり)」、山形・上山の民俗行事「加勢鳥」、宮城・仙台の「愛子の田植踊」を題材に、それぞれの行事に登場する踊り子らがまとう装束をモチーフにしたアバターを制作。来場者が場内に設置するセンサーで読み取るシールを貼った面を被ると、アバターとなってスクリーン上に登場する。それぞれの伝統行事から着想したジェスチャーをすることで、スクリーン上のアニメーションが変化する。

 同階の「RENDER」は初公開の新作。50センチ間隔でレイヤー上に並べた透明有機ELディスプレー20枚1枚ずつに同じテーマの異なる映像を上映。来場者はさまざまな地点から見ることで、光や映像を体感する作品となっている。

 開催時間は11時~20時。入場無料(3階のみ一般=800円、小中高生=500円ほか)。今月15日まで。期間中には同社スタッフによるギャラリーツアー(3階の入場券やワンドリンク付きで1,000円)も行う。

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