シブヤ経済新聞の2017年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、「青山アンデルセン」の閉店を伝える記事だった。
2位は、5月に文化村通り沿いにオープンした「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」、3位は、再開発工事の一環で進められている渋谷駅東口交差点の歩道橋架け替え工事を伝える記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 青山アンデルセン、47年の歴史に幕 常連客ら別れ惜しむ(7/31)
2. 文化村通りに「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」 渋谷店を移転・拡大、生鮮・渋谷土産も(5/6)
3. 深夜の渋谷駅東口交差点で歩道橋架け替え工事 巨大橋桁をリフトアップ(9/3)
4. 「渋谷スクランブルスクエア」 渋谷駅街区開発計画の施設名決まる (8/1)
5. 表参道に「ゼスプリ キウイ」限定カフェ パフェスイーツ提供(7/24)
6. 原宿に期間限定「睡眠カフェ」 ネスカフェとフランスベッドがコラボ(3/17)
7. タワレコ渋谷店に限定「ゆずイロハカフェ」 デビュー20周年アルバム発売記念で(4/24)
8. 渋谷駅西口再開発のビル外観デザイン発表 東急プラザ渋谷跡など活用(10/18)
9. 渋谷・公園通りの「ギャップ」閉店へ 20年の歴史に幕 (5/4)
10. 東京メトロ銀座線・旧神宮前駅を期間限定ライトアップへ 地下鉄開通90周年で(10/25)
3位の渋谷駅東口交差点の歩道橋架け替え工事、4位の「渋谷スクランブルスクエア」、8位の渋谷駅西口のビル外観デザイン決定はいずれも、駅周辺で進む再開発に関するニュースで、注目の高さがうかがえる。
10位以下には、真っ黒なポスターをフラッシュをたいて撮影すると花火の写真が撮れる印刷技術に、体験者から驚きの声が上がったドコモの広告「スマホ花火大会」、文化村通りや道玄坂を交通規制して初開催した「渋谷盆踊り大会」など、新しい技術や新しい試みに関するニュースもランクインした。
来年は、東急東横線旧渋谷駅ホーム・線路跡地などで建設が進む複合施設「渋谷ストリーム」、東急東横線渋谷駅~代官山駅間の線路跡地で開発が進む「渋谷代官山Rプロジェクト」の開業が控えている。同時に進められている渋谷川の再生、遊歩道の整備に伴い、渋谷駅南口から代官山方面にかけて新たなにぎわいが生まれそうだ。