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渋谷・神南にテックスメックス料理店「テクスメクスファクトリー」 ワタミ新業態

ピンクの壁面や「カラベラ」のデザインなどメキシコのテイストを取り入れる店内

ピンクの壁面や「カラベラ」のデザインなどメキシコのテイストを取り入れる店内

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 渋谷・神南エリアに8月22日、カジュアルダイニングレストラン&バー「TEXMEX FACTORY(テクスメクスファクトリー)」(渋谷区神南1、TEL 03- 5459-3690)がオープンする。経営は外食事業などを手掛けるワタミ(大田区)。

メニューはブリトーやファヒータなどラインアップ

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 米テキサス風のメキシコ料理「テックスメックス」を提供する同社の新業態1号店。同社が国内展開するアメリカンレストラン&バー「TGIフライデーズ」で、過去10回ほど夏季限定提供していたテックスメックス料理が好評だったことや、昨年のメキシカンブームから特化した業態の立ち上げを決め、約1年かけて開発を進めてきた。「工場っぽさ」を取り入れていることから「ファクトリー」と命名。25歳を中心に20~30代をターゲットに据える。

 「TGIフライデーズ」利用客の「アンテナに引っかかれば」という思いもあり、あえて「TGIフライデーズ」国内1号店である渋谷店の隣に出店。同所は同社のバル&ダイニング「GOHAN」跡でもある。店舗面積は94坪、席数は155席。

 テキサスやロサンゼルスにあるテックスメックス専門店を視察して作り上げた店内は、「原色を生かした配色とモダンなスタイルの融合」を図ったという。壁面の一部にはビビッドなピンクを採用したほか、古材のテーブルに白や赤・白・緑といったメキシコの国旗に使われている色のスチールの椅子などを配置。ロゴをはじめ、置物や壁画など至る所にメキシカンスカル「カラベラ」などスカルのデザインを取り入れている。仕切りの少ないオープンな空間だが、ピンク色の壁面に囲まれ天井が鏡張りになっている半個室「ピンクルーム」(6人まで)も用意する。

 メニューは、ナチョスをトマトやタマネギ、ハラペーニョなどで作るサルサ「ピコデガヨ」などと一緒に煮込んだチーズに付けて食べるメキシコ風チーズフォンデュ「ケソフォンディード」(780円)、葉野菜にチーズ、豆類、パクチー、チキンをトッピングする「TEXMEXサラダ」(980円)、チキンスープで炊くライス、ビーフや野菜類をトルティーヤで巻く「ビーフブリトー」(1,880円)など。タマネギやパプリカの上にチキン、ポーク、ビーフをのせる「トリプルコンボファヒータ」(2,980円)などのファヒータメニューは、客席でテキーラを使ったソースをかけて着火する演出も行う。

 ドリンクはテキーラをベースにしたカクテルを中心にラインアップ。世界1万2000本限定の「サウザXA」(2,000円)などのテキーラショットや、ブルーアガベを使ったテキーラとパイナップル、ココナツクリームなどを合わせ、中身をくりぬいたパイナップルをグラス代わりに使う「ウルティモパイナップル」(1,300円)、テキーラにアガベシロップ、ライム、ソーダを加え、手回し式のシェーカー「サイクルシェーカー」で作る「ファーマーズライム」(800円)、アボカドを1個使うミルクシェーク(700円、価格は全て税別)など。9月からは1,000円程度のランチも提供予定。夜の客単価は3,500円~3,800円程度を見込む。

 同社ダイニング事業部の久保田琢磨部長は、テックスメックス料理の魅力を「辛さやポーションが大きく豪快なところ」と言い、「アメリカに行って感じた感動や楽しさを伝えられたら。大人が楽しめる、他店にはないようなメニューも用意している」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~24時。同社は将来的に「TGIフライデーズ」と同等の店舗(現在国内16店舗)展開を視野に入れる。

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