パルコ劇場で最後の「新作」舞台、今夏上演 渋谷パルコ建て替えに伴い

(左上から時計回り)出演する志田未来さん、鈴木杏さん、斉藤由貴さん、田畑智子さん

(左上から時計回り)出演する志田未来さん、鈴木杏さん、斉藤由貴さん、田畑智子さん

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 建て替えが決まっている渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1・9階の「パルコ劇場」で、現劇場最後の新作舞台「母と惑星について、および自転する女たちの記録」の公演が決まった。

 1973(昭和48)年の同館開店と同時に開業した「西武劇場」が前身となる同劇場。1985(昭和60)年に現在の名称に変更し、パルコが企画・製作する演劇などを公演。オープニング作品は、米ピアニストのピーター・ゼルキンさんらが出演した「MUSIC TODAY」。席数は458席。

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 同館とパート3の建て替えを中心とした「宇田川町15地区開発計画」は、両館を1棟に建て替えるとともに歩行者ネットワークなどを整備するもの。新たに建てるビルには飲食・物販のほか、劇場などの文化発信施設、若手クリエーター育成施設、事業化支援施設も導入する予定。

 建て替えに向けた準備が進む中、同劇場では今年1月以降を「クライマックス・ステージ」と位置付け演目をラインアップ。「シーズン1(第1弾)」として、1996年から毎年上演している落語独演会「志の輔らくご」(1月5日~2月2日)、中谷美紀さん主演「猟銃」アンコール公演(4月2日~同24日)、原作者の寺山修司が稽古中に亡くなったことから公演が急きょ追悼公演となった美輪明宏さん主演舞台「毛皮のマリー」(同27日~5月3日)など、同劇場に「ゆかりの作品」を上演する。

 「シーズン2(第2弾)」となる「母と惑星について、および自転する女たちの記録」は、蓬莱竜太さん作、栗山民也さん演出による女性4人を通して紡ぐ「命と愛の物語」。放任され父親を知らずに育った3姉妹が、母親の死から1カ月後に遺骨を持ったまま旅に出る。母親の記憶がよみがえる中、それまでの自分と決別し新たなスタートを切ろうとする3姉妹を通して、「人生を選択し生きていくことの難しさや尊さ」を表現するという。

 出演者は、母親役=斉藤由貴さん、長女役=田畑智子さん、次女役=鈴木杏さん、三女役=志田未来さんと、過去にパルコがプロデュースした公演に出演した経験のある女優が決まっている。

 上演は7月7日~31日。入場料は7,800円ほか。5月14日に前売り券発売予定。

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