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女子高生考案「痴漢抑止バッジ」、新デザイン発表 3月一般発売へ

商品化が決まった「痴漢抑止バッジ」5種類

商品化が決まった「痴漢抑止バッジ」5種類

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 クラウドソーシング事業を手掛けるクラウドワークス(渋谷区恵比寿4)で1月25日、女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」の新デザイン発表会が開かれた。

デザインが採用されたデザイナーら

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 都内在住の殿岡(とのおか)たか子さん(仮名、17歳)が母親の万里さんと一緒に考案した同バッジ。たか子さんは高校に入学したばかりの2014年4月から、通学中の電車内で痴漢にあっていた。警察などにも相談しアドバイスを受けたり、防犯グッズを持ち歩いたりするなど工夫をしていたが効果は無かった。そうした中、「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」という言葉や警察に逮捕される様子を描いたイラストでカードを作り、身に付けて電車に乗ったところ痴漢にあわなくなったという。

 昨年8月、万里さんの友人でフリーライターなどをしている松永弥生さんのアドバイスで同カードを缶バッジ化。以降、オリジナル缶バッジ製作などを行うリアライズ(台東区)協力の下製作した缶バッジ250~260個ほどを、女子高生たちに配布してきた。同11月、万里さんや松永さんは「一般社団法人 痴漢抑止活動センター」(大阪市中央区)を設立し、同バッジを社会に普及させる「Stop痴漢バッジの製作プロジェクト」を始めた。

 同バッジを商品化するため、デザイン案をクラウドワークスで公募。3週間で集まった443作品その中から1次選考としてたか子さんらが12作品まで絞り、クラウドファンディングサイト「FAAVO」で、商品化するデザインを決めるとともに資金を募っている。同サイトでは、支援者が好きなデザイン案に1人1票投じることができるようになっている。

 採用作品は、クラウドファンディング支援者の投票で上位1~3位だった作品と、たか子さん、女性のストレス値を下げる活動もしている料理研究家・浅倉ユキさんがそれぞれ選んだ計5作品。濃いピンクを基調にバッジを付ける本人や社会全体をイメージしたウサギの姿を描いた、イラストレーター・タケルノミコトさんの作品(投票1位)をはじめ、遠目では花びらのように見えるが近づくと「チカンは犯罪です」などのメッセージが読めるようになっているデザイナーenjoy806さんの作品(たか子さん選考)、目立つ・知られることなどをコンセプトに、顔文字を使ったデザイナーh1rotoさんの作品(浅倉さん選考)など。

 当初「白い目で見られるかもしれないと思っていた」と振り返る万里さん。「共感してくれる人、協力してくれる大人が多くて感謝している」と言い、「痴漢はわいせつ罪でひきょうな行為。なぜここまで寛容に受け入れられているのかが不思議。植え付けられている意識を少しずつ変えるために一石を投じられれば」と期待を込める。松永さんは「バッジを着けることは『泣き寝入りしない』という自身の決意をつけるということ」とも。

 FAAVOでは今月25日(19時)現在、目標額50万円に対して191人から103万7,000円が集まっている。当初の目標額は6日間で達成したことから、同バッジ配布イベント開催に向けて300%となる150万円を新たに目標に掲げている。募集は2月5日まで。

 痴漢抑止活動センターは3月に通信販売を通じて一般発売(予価350~380円)するほか、コンビニエンスストアや雑貨店など、販路開拓を視野に入れている。

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