シャーロットさん主演、ブロードウェー・ミュージカル「シカゴ」 渋谷ヒカリエで上演へ

ブロードウェー・ミュージカル「シカゴ」より

ブロードウェー・ミュージカル「シカゴ」より

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)内の劇場「東急シアターオーブ」で12月4日から、ブロードウェー・ミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」が上演される。

小悪魔のようなロキシーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさん

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 ブロードウェー史上2位のロングランとなる19年目を迎えている同公演。舞台はジャズ全盛期の1920年代イリノイ州シカゴ。監獄で出会った女優志望の人妻ロキシー・ハートと元ナイトクラブ・ダンサーのヴェルマ・ケリー、2人の代理人を務める「悪徳敏腕」弁護士ビリー・フリンの名声をかけた争いを描いている。劇中では、「オール・ザット・ジャズ」「ロキシー」「ホット・ハニー・ラグ」「フィナーレ」など22曲を披露する。

 来日公演では、NHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロイン亀山エリー役で注目を集めたシャーロット・ケイト・フォックスさんが主役ロキシー・ハートを演じる。今月17~23日の昼公演には、宝塚歌劇団元星組男役トップスター湖月わたるさん(ヴェルマ・ケリー役)、俳優・ダンサー大澄賢也さん(ロキシーの愛人フレッド・ケイスリー役)も出演する。

 公演に向け、日本の劇団に参加していた経験を持つトム・ヒューイットさん(ビリー・フリン役)は「ブロードウェー・ミュージカルで日本に戻って来られてうれしい」と話し、フォックスさんについては「短い稽古だったが、彼女なりのロキシーになっていった。喜びと自信にあふれている」と称賛。アムラ=フェイ・ライトさん(ヴェルマ・ケリー役)も「公演の途中から加わることは並大抵のことではない。(ロキシーを)自分のものにしている」とも。

 前日の3日に開かれた会見には、「マッサン」で共演した女優・泉ピン子さんがサプライズで登場。フォックスさん驚きを隠せない様子で涙ぐみ「ありがとう、うれしい」と告げた。泉さんは「(マッサンのエリーとは)イメージが違くて別の人みたい」と言いながら、「(10月にブロードウェーデビューを果たして)夢がかなって良かった、頑張ったね。ドラマの中ではいろいろあったけど、母としてはうれしい」と祝福。フォックスさんと泉さんは何度も抱き合い、再開を喜んだ。

 フォックスさんは「日本の皆さんお久しぶりです」と日本語であいさつし、「第二のふるさとである日本に戻って来られてとても幸せ。大きな誇りで、とても貴重な経験をさせてもらっている」と喜びを表現し、「見に来てね」と来場を呼び掛けた。

 上演時間は約2時間35分予定(途中休憩あり)。日本語字幕付き。チケット料金は、B席9,000円、A席1万1,000円、S席1万3,000円ほか。今月23日まで。

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