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渋谷・青山通りにライスサンド店 はなまるが新業態、独自のライスシート開発

ブランドカラーの青が映える外観

ブランドカラーの青が映える外観

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 渋谷・青山通り沿いに10月15日、ヘルシー系ファストフード「F・R・Sand(ファンガス・ライス・サンウィッチーズ)」の1号店となる青山店(渋谷区渋谷2、TEL 03-5778-3553)がオープンした。経営は、はなまる(中央区)。

円形にプレスしたライスシートに具材を挟むライスサンド

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 讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」などを手掛ける同社が、健康に特化したファストフードブランドとして開発した同店。マンナン(コンニャクの加工品、50%)、雑穀、米(各25%)を混ぜて炊いたものを円形にプレスした「ライスシート」を使った、サンドイッチが主力メニューとなる。店名の「ファンガス」はラテン語で「キノコ」を意味する。

 コアターゲットは20~40代の女性。1号店は、人通りの多い場所であることから同所に出店を決めた。店舗面積は14.85坪。ファサードや店内にはブランドカラーの青を取り入れ、店内は木目を基調にナチュラルでカフェのような雰囲気に仕上げた。

 使う野菜は国産で、ライスサンドは全種類1個300キロカロリー以下と低カロリーにもこだわる。「おすすめ」メニューは、マッシュルーム・シメジ・エノキタケのソテーを挟む「きのこタマゴ」(550円)。きんぴら入りの和風サンド「きんぴらタマゴ」、納豆が入る「納豆タマゴ」(以上500円)など7種類を定番で用意。今後は季節の食材を挟むメニュー3種類も展開予定。全種類にレタス・スライスオニオン・カクギリトマトなどの野菜、目玉焼きをトッピングし、ライスシートにはのりのつくだ煮と「はなまるうどん」で使うしょうゆを合わせた和風だれを塗る。具材の追加(100円)や目玉焼き抜き(50円引き)にも対応する。

 サイドメニューにはキャベツ・玉ネギ・ニンジンのピクルスサラダなどを、ドリンクにはカシスビネガー入り炭酸水(以上180円)、桑の茶葉(150円)などを、それぞれ用意する。テークアウトにも対応。客単価は600円を想定する。

 同店マネジャーの冨田数英さんは「無理なく野菜をとれて、低カロリーながら満足感を得られるようにした。日常食として取り入れていただければ」と来店を呼び掛ける。今後の出店計画は未定ながら、「国内であればどこへでも」(成瀬哲也社長)と意欲を見せ、海外出店も視野に入れる。成瀬社長は「3年かけて次の成長基軸の一つとして成長させたい」と話す。

 営業時間は8時~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。

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