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恵比寿ガーデンシネマ、グッドデザイン賞受賞 アート系映画館で初

「YEBISU GARDEN CINEMA」のファサード

「YEBISU GARDEN CINEMA」のファサード

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内のミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA」が9月29日、アート系映画館として初めてとなるグッドデザイン賞を受賞した。受賞企業は、同シアターを共同運営するサッポロ不動産とユナイテッド・シネマ。

ロビーのカフェカウンター

 1994年の同施設開業時から営業していたミニシアター「恵比寿ガーデンシネマ」が前身となり、今年3月に閉館から4年ぶりに開業した同シアター。2スクリーン(187席と93席)のほか、カフェカウンターを備えたロビーやラウンジも併設。美術館や博物館をイメージしたという館内には、直径2.5メートルの時計などを設置し、館内壁面やトイレ、女性用パウダールームには「往年の映画スター」たちの写真を掲出するなどしている。

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 20代後半以降の女性を中心とした利用者が、「よりスマートに心地良く利用できる」空間とサービスをテーマに、映画の持つ「視」「聴」に加えて飲食の「味」「嗅」をプラスした「触」をインテリアの要素として取り込むことで五感で映画館を楽しむ空間を目指しているという。審査委員の評価も「『映画館』」という従来のメディア施設に新しい『訪れて過ごす』価値を付加して映画経験を創出しようとする試み」だった。

 空間デザインを担当したのは、建築家・デザイナー鄭(てい)秀和さん率いるインテンショナリーズ(神宮前3)。「この空間の中に入る事で、映画を楽しみにしていた時の気持ちや、映画を見ている時の過ごし方、そして映画が終了してもなお、その世界の余韻に空間と共に感じることができるはず」とコメントしている。

 受賞デザインは10月30日~11月4日、東京ミッドタウン(港区)で開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2015」で紹介される。

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