日本青年館、解体工事始まる 2017年に移転・開業へ

スタジアム通りから望む新築ビルの外観イメージ

スタジアム通りから望む新築ビルの外観イメージ

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 神宮外苑エリアの複合施設「日本青年館」(新宿区)の解体工事が4月15日、始まった。

取り壊される2代目の日本青年館

 1925(大正14)年、青年団のための施設として地下1階~地上4階建ての初代・日本青年館が完成。1979(昭和54)年に政府などの支援も受けて総工費54億円をかけて改築したのが2代目となる現在の日本青年館。地下3階~地上9階建ての施設には、ホテルや大ホール、レストランなども備えていた。

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 2020年に開催される五輪・パラリンピックに向けメーンスタジアムとなる国立競技場の建て替えに伴い、現在の場所が新国立競技場(仮称)の敷地内に位置することから移転することが決まり、3月31日に一時休館。同様の理由で日本スポーツ振興センター(JSC)の本部棟も取り壊すため、日本青年館とJSCが共同で新しい建物を整備する。

 新築するビルは現在の日本青年館から南に約100メートル移動した西テニス場(3月1日閉場)跡地に建設。敷地面積は6671平方メートル。地下2階~地上16階、塔屋1階建ての予定で、延べ床面積は約3万2000平方メートル。高さは約70メートル(最高高さは約72メートル)。ファサードは低・中・高層それぞれ分節し動き・変化を付ける。明治公園から続く歩道など歩行者ネットワークの拡充も図る予定。

 地下1階~2階は駐車場、地上1階はカフェや大ホールのエントランス、1階~4階は大ホールの客席空間(1250席)、5階~8階がJSCの事務所や研修室。9階にホテルのフロントやレストランなどを備え、10階~16階がホテルの客室(220室)となる。

 新しいビルは7月1日に着工。2017年6月30日完工、初夏に開業予定。

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