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青学のチキンカレーがレトルト商品化-ファミマ・ドット・コムで販売

大学マスコット「イーゴ」のイラストなどをあしらった「青学カレー」のパッケージ

大学マスコット「イーゴ」のイラストなどをあしらった「青学カレー」のパッケージ

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 青山学院大学(渋谷区渋谷4)の学食で提供されているチキンカレーをレトルト化した「青学カレー」の販売が6月30日、ファミリーマートの通販サイト「ファミマ・ドット・コム」で始まった。

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 同サイトを運営するファミマ・ドット・コム(豊島区)が4月に発売した「学食カレー」シリーズの第2弾。同社商品開発担当者が、「5年ほど前から各大学が学食に力を入れ始めている」ことに着目し、学食メニューの商品化を考案。同サイトではかねて「レトルトカレー特集」を展開していたことや、老若男女に親しみのあることから、学食メニューの中でもカレーにフォーカスした。

 第1弾として、大学就職講師である傍ら各地の学食を研究している唐沢明さんの推薦を基に、中央大学や共立女子大学など3校の「学食カレー」を商品化。今回は、唐沢さんが昨年テレビ出演時に発表した「学食ランキングベスト30」を基に大学を選定。そこから、「学生に評価が高い学生食堂」(朝日新聞社発行「大学ランキング」編集部調査)などで1位だった同大に決めた。

 同大の学食で提供するカレーの中で「最も古い」メニューというチキンカレーは、昭和50年代前半から風味や辛みを変化させながら提供し続けているもので、青山と相模原の両キャンパスで提供している。商品開発は同社EC事業部の菊政さんと青山学院(同)の子会社でメニュー開発などを手掛けるアイビー・シー・エス(同)の担当者が担当した。

 「味の再現」にこだわり2回ほどの試作を経て商品化した「青学カレー」は、玉ネギをあめ色になるまで炒めて甘味を出し、仕上げにバターを入れることで「辛みの中にも後を引くうま味」を実現した。パッケージには、スクールカラーのダークグリーンや大学マスコット「イーゴ」のイラストをあしらい、教育方針を英文で記した。

 菊政さんは「卒業生や受験生の方はもちろん、『学食グルメ』に興味をお持ちの方、カレー好きの方などにも味わっていただきたい」と話す。第1弾販売時、1年での販売想定数を製造したが、すでに4割を売り上げている同シリーズ。中でも共立女子大学カレーは一度完売し、追加生産したという。

 「青学カレー」(300グラム)の価格は3個セットで1,200円。現在は同サイトのみの取り扱いだが、購買会やオープンヤンパスで販売する可能性もある。

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