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恵比寿にバイシクルカフェ「恵比寿坂」-サイクリストの女性が出店

メカニック担当の遠藤隆史さん(左)とオーナーの木保公美さん(右)

メカニック担当の遠藤隆史さん(左)とオーナーの木保公美さん(右)

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 恵比寿に5月、バイシクルカフェ「恵比寿坂」(渋谷区恵比寿2、TEL 03-6277-2219)がオープンした。

自転車をかけることができる什器を備えるファサード

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 3年ほど前からサイクリングをするようになり、イベントにも出場している木保公美(きぼひとみ)さんがオープンした同店。木保さんがイギリスに住んでいた際、足しげく通っていたバイシクルカフェがあり、「(私も)バイシクルカフェをつくってみたい」と出店を決めた。出店に際し、サイクリング仲間でもあり、恵比寿4丁目で自転車店「EBstyle」を9年ほど営業していた元競輪選手の自転車整備技師、メカニック担当・遠藤隆史さんを誘った。店名は、店の前をはじめ周辺に坂があることから命名。

 店舗面積は約17坪。席数は17席を用意。店頭には自転車をかける什器を備え、店内にはレースを見られるようにモニターを取り付けた。コンクリート打ちっぱなしの空間に、木目調の椅子やテーブル、カウンターを配置。カウンター席は、食事をしながら自転車整備など作業をしている様子が見られるよう、対面式になっている。カウンター周辺には閲覧用に、自転車関連の雑誌やフリーペーパーなどを用意する。

 カフェでは和食を提供。ランチ(17時まで)には、サラダ付きのカツカレー(1,000円)、サラダ・ご飯・みそ汁などが付く空揚げ定食(800円)を提供。ディナーには、揚げ出し豆腐(450円)や「砂肝にんにく焼き」(850円)、「鴨焼き」(1,400円)などをラインアップする。客単価は、ランチ=700円、ディナー=3,500円。

 修理はシティサイクル、ロードバイクなどにそれぞれ対応。メニューは、パンク修理(1,500円~)、分解して清掃・再組み立てを行う「オーバーホール」(3,000円~)ほか。併せて、完成車、フレームなどの部品、ヘルメットなどの販売もしている。

 オープン後は30~40代を中心で、「コアな」自転車乗りや近隣企業で働くビジネスマン、年配客など幅広く来店するという。木保さんは「サイクリストや地域の方など多くの方が集まって、楽しんでいただける店になれば」と話す。

 営業時間は11時~23時。水曜定休。

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