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【レポート】「渋谷とファッション」テーマにオンライン座談会

渋谷ファッションウイーク最終日、大型商業施設が一堂に集結!

提供:渋谷ファッションウイーク 制作:シブヤ経済新聞編集部

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「ファッション」を通じ渋谷の魅力をPRする共同キャンペーン「Shibuya Fashion Week(渋谷ファッションウイーク)2020 Autumn」が10月12日(月)~22日(木)、渋谷駅周辺の大型商業施設などを中心に開催。最終日の22日にはフィナーレを飾る企画として、「渋谷とファッション」をテーマに各商業施設の担当者参加による「オンライン座談会」が開かれた。

会期中、渋谷の街に掲出した渋谷ファッションウイーク2020 Autumnの公式ポスター

渋谷ファッションウイークは、cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109渋谷店、渋谷キャスト、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷マークシティ、渋谷マルイ、渋谷モディ、西武渋谷店、東急百貨店本店、東急プラザ渋谷、MAGNET by SHIBUYA109の大型商業施設12店舗と地元商店街が連携して展開。2014年3月のスタート以来、春(3月)と秋(10月)の年2回開催し、今回で14回目を数える。日頃はライバルとしてしのぎを削る各商業施設だが、再開発が進む「渋谷の街」のにぎわい創出のため、施設間の障壁を越えた「共同キャンペーン」という形で高いシナジー効果を追求。かつての渋谷では到底考えられない連携といえるが、銀座や新宿、池袋などとの都市間競争が激しさを増す中、「チーム渋谷」としての存在感をよりアピールする場の一つとして、同イベントは位置付けられる。

2019年秋の渋谷ファッションウイークの様子。例年、渋谷ランウェイはストリートでファッションショーを実施している。

本来、今秋は東京オリンピック・パラリンピックの余韻を残すファッションイベントとして、大きなにぎわいが期待されたが、世界的な新型コロナウイルスの蔓延で、その状況は大きく変わった。感染予防と拡散防止の観点から街や各施設のリアルイベントは行わず、オリジナルムービーを配信し、渋谷ファッションをまとめたデジタルルックブックを公式サイトで公開するなど、オンライン上での展開のみ。「チーム渋谷」として一致団結する場がなかなかつくりにくかった今回のイベントとなったが、最終日には各施設の担当者8人がオンライン上に集結。渋谷ファッションウイーク事務局長の寄本健さん、シブヤ経済新聞の西樹編集長を進行役とし、コロナ禍における来街客の増加策や、今後のファッションウイークのあり方など、座談会形式で自由な意見やアイデアを出し合うリモートディスカッションが行われた。

各施設担当者はリモートでディスカッションに参加。進行(左)=渋谷ファッションウイーク事務局長の寄本健さん、(右)=シブヤ経済新聞の西樹編集長

このレポート記事ではオンライン座談会を通じ、各商業施設の担当者から出てきたさまざまな意見やユニークなアイデアをピックアップして紹介。その言葉の中から新型コロナの影響で先の見えない状況を打破するヒントを見出していきたい。早速、その座談会の内容を見ていこう。

渋谷ファッションの魅力は「懐の深さ」「自由」「ミクスチャー」

オンライン座談会では、進行役の西編集長が出したお題に対し各施設の担当者がフリップに回答を書き、その内容を具体的に見ていきながらトークが繰り広げられた。西編集長から初めに出されたお題は「渋谷とファッション」に関するもの。一昔前は「DCブランド」「渋カジ」「アムラー」など、一つのワードに集約するブームが見られたが、現在は消費者の好みも多様化し、何が流行りなのかを捉えるのが大変難しい時代といえる。

こうした中、「あえて『渋谷のファッション』を一言で表現するとすれば、どんな言葉になるのでしょうか?」、さらに「渋谷が担うファッションにおける役割とは?」という質問が投げ掛けられた。

さて、渋谷ファッションを各施設の担当者はどう捉えているのだろうか。回答を見ていこう。

「ファッションの全てを受け入れてくれる街」

cocoti SHIBUYA/山村洋介さん

渋谷は、以前は若者の街と言われることが多かった。今はオフィスも増え、若者だけの街じゃないと思う。いろいろな世代の方が行き交う街であるものの、どんな格好をしていても全てを受け入れてくれる街なんじゃないかなと思う。渋谷で流行れば日本中でも流行るが、もし渋谷でダメなら日本中でもダメ。渋谷がファッションをリードしているのかなと思う。

「懐の深さ 何でもアリ!!」

渋谷キャスト/岩本拓磨さん

例えダサくても渋谷の街をそれで歩いているなら、それもいいんじゃない、全然OKという、いろんなファッションを受け入れる懐の深さがあると思う。世界的に見れば、ヤマンバギャルもガングロギャルも奇妙じゃないですか(笑)。「あれが流行りなんだよ!」って、渋谷だから言い切れる。

「型にとらわれない」

渋谷スクランブルスクエア/中川真義さん

性別、男女、年齢、ビジネスとかカジュアルとか、そういう線引きにとらわれない自由なスタイルが、渋谷らしいファッションなのかなと思う。型にはまらず、古いものと新しいものが交わったり、ストリートブランドとラグジュアリ―ブランドがミックスされたり、そういうところが渋谷らしい考え方で、すごくいい所だと思う。

「自由」

渋谷ヒカリエ ShinQs/早川晋平さん

音楽だったり、映画だったり…さまざまなカルチャーやライフスタイルなどを包括しているのが渋谷のファッション。だから正解はないと思う。逆に、どのスタイルも正解になるとも考えられる。その「自由さ」が渋谷の特徴だと思う。

「mixture(ミクスチャー)」

渋谷ヒカリエ/蛭間萌々奈さん

自分なりに解釈していて、アレンジしてみたり、ちょっと変えてみたりしている。「自分はこんなファッションだよ!」って、胸を張って歩いている。恥ずかしいとか、他の子がこうだから私はこうだよね、じゃなくて堂々と自分のスタイルを貫き通しているのが渋谷の良さで、それをお互いに認め合っていると思う。

「ライフスタイル全てがファッション!」

渋谷マルイ・渋谷モディ/山﨑悌尚さん

アパレルだけがファッションではないと思う。今、お客さまのライフスタイルそのものがファッションなんじゃないかなと。自分の好きなこと、自分の意志やこだわりをもって消費をしていく、自分らしい時間を過ごしていくこと、それがまさに自己表現、ファッションなんじゃないかなと思う。来街者の嗜好(しこう)も多様化してきていて、それを受け入れてかなえられるのがカオスな街・渋谷。

「新しいスタンダードの登竜門!!」

東急百貨店 本店/吉田薫さん

再開発をきっかけにIT企業など新しい企業、新しいブランドなどが、この渋谷に新規参入でたくさんお越しいただいたと思う。もともと渋谷は、多様性、雑多感、混沌という印象があるが、渋谷に新規参入した方々の捉え方とか趣味嗜好とかが加わることで、ファッションとかトレンドにも少しずつ変化が生れてくるんじゃないかと思う。それがファッションのニュースタンダードとなり、ファッショントレンドとなっていくのではないか、と期待している。

「ユーザーを成長させるトレンドを発信する」

東急プラザ渋谷/藤本翔さん

自分の体験談なのですが、ファッションに興味を持ち始めた小中学生の頃、まだあまり自分の好みが固まっていなくて…。そんな時に渋谷の街にやって来ると、いろんなブームやトレンドに触れられて、そこで買い物をすると自分の中のファッションがすごく成長できたなと感じました。そういう役割を今もこれからも担っていってほしい。

「懐の深さ」「自由」「mixture(ミクスチャー)」「型にとらわれない」など、全てを受け入れてくれるのが、渋谷ファッションの特徴であり魅力という声が目立った。こうした回答を受け、西編集長は「一般的にカオスと言うとネガティブなイメージですが、渋谷では完全なポジティブな言葉。確かに、渋谷で拒絶されるファッションは聞いたことありません。個性的なものをやり続ければ、それが新しいトレンドになっていく」とコメント。

「カオスな街」を象徴する渋谷スクランブル交差点

さらに寄本さんは「再開発でオフィスが増えて環境も変わっているので、新たな人々が交ざったり、双方向で影響し合ったり…、それがファッションにも体現されていると思う。交ざる、ミックスは、スクランブル交差点に象徴される渋谷の特徴」と、他のエリアとは異なる渋谷ならではの特徴を挙げた。

「独自性」と「IT」でコロナを乗り越えろ!

コロナ禍で客足が鈍り、小売店業界の売り上げはかつてない落ち込みを見せている。こうした現況を踏まえ、「これからの巻き返し策や渋谷の街への来街客を増やしていくためには必要なものは?」と西編集長が出題。非常事態宣言解除後、来街客は少しずつ戻りつつあるものの、人出はピーク時の半分程度にとどまっている印象。かつてのにぎわいを取り戻すには一体どうすれば良いのだろうか。

各施設の担当者が回答を考えている間、西編集長と寄本事務局長は軽妙なトークでつなぐ。「コロナ禍で一番変わったことは?」という西編集長の問いに対し、寄本事務局長は「体型ですかね(笑)」と苦笑い。「昔はカチッとしたスーツを着ることが多かったのですが、最近は緩めのものを着る機会が多くなって、気が付かないんですよね。たまにスーツを着ると危ない」と「コロナ太り」を嘆く一幕も。

さて、収束の見えない中で、いかに来街客を増やすかはなかなか難しい課題だ。各施設の担当者はどんなアイデアを持っているのだろう。具体的に回答を見ていこう。

「個性を忘れない」

cocoti SHIBUYA/山村洋介さん

オフィスが増え、「若者の街」だけではなくなっているが、渋谷は「個性の街」であることを忘れてはならないと思う。他の街でできることを渋谷でやる必要はない。渋谷しかできないことをやり続けて、渋谷のブランドの力を落とさなければ、自ずと来街者はやってきてくれるんじゃないかと思う。

「リアルとバーチャルの主従逆転」

渋谷キャスト/岩本拓磨さん

(コロナ禍で)バーチャル渋谷などがオープンし、オンラインで渋谷を体験した人もいると思う。「どういう街なんだろう?」「行って見たら楽しそうだな?」と、まずオンラインから入ってもらい、リアルにつなげる。今まではリアルのおまけがオンラインだったが、今後はその逆でオンラインのおまけがリアルになるんじゃないかと。ちょっと過激な表現ですが、そういう街になると渋谷はもっと面白くなると思う。

「今あるモノ・コトを大事に」

渋谷スクランブルスクエア/中川真義さん

新しいコンテンツを作り出していくことはもちろん大事だが、渋谷には駅前のスクランブル交差点、ハチ公像などの観光地としての機能だけではなく、まったりオシャレに食事ができる奥渋エリアだったり、アート散策できる青山方面だったり…いろいろな要素や魅力が既にいっぱいある街。そういうものにフォーカスを当てながら、知らない人にちゃんとお届けするというのも大事だと思う。

「気軽に参加できるザ・シブヤなイベント」

渋谷ヒカリエ/蛭間萌々奈さん

新型コロナで渋谷の街がマイナスイメージで、ニュースに出てしまうことがすごく多くて残念に感じている。ハロウィーンの話題もどちらかといえば、社会的ニュースで取り上げられることが多い。ニュースで取り上げられた時に、「ハッピーな渋谷」として映るような、誰もが気軽に参加できるイベントがあったらいいなと思う。

「リアルとITで渋谷カルチャーを発信し続けること!」

渋谷ヒカリエ ShinQs/早川晋平さん

音楽やファッションなど、さまざまなカルチャーがあるのが渋谷の強み。コロナ禍で渋谷への来街者減少が今後も続くことが予測されるが、ITとの融合で、今まで以上に渋谷に来る理由づくり、来なければ体験できないことを作ることが重要じゃないかと。例えば、「ポケモンGO」などがその一例で、そういった施策が必要だと思う。

「得意技を極める」

渋谷マルイ・渋谷モディ/山﨑悌尚さん

各商業施設はライバルでありながらも、一つの仲間であるべきだなと思う。これまで以上に横の連携を深めて知恵を絞り、どうすればお客さまが戻ってきてくれるかを一緒に考えて行動に移していくことが大切。施設ごとにカラーがあるので、それぞれの得意技を極めていって、お互いに補完し合いながら街としての魅力を高めていく。ファッションウイークもその一環で、「渋谷もコロナに負けずに元気にやっています!」ということを多くの人に知ってもらいたい。

「『渋谷』に関わるあらゆる人と新しい『渋谷文化』を創造し、世界へ発信すること!!」

東急百貨店 本店/吉田薫さん

文化は時代によって変化・発展していくものだとすると、今回の再開発で今まで(渋谷に)居なかった人と、なかったモノとが出合い、新たな価値観とか概念とか嗜好が生れるきっかけになっていると思う。そんな新しい人たちと一緒に新たな渋谷文化を作っていくことは、すごく面白い。そうした新たな渋谷文化を発信し続けていくことが、渋谷ならではの独自性につながっていく。そして、来街者が街に増えてくるのでは。

「誰もが楽しめる渋谷へ!」

東急プラザ渋谷/藤本翔さん

来街者を増やすためには特定層だけではなく、さまざまな層を引き付ける必要があるのかなと思う。各商業施設は一つ一つ見ても、同じ渋谷の街の中にある施設であるものの、それぞれが異なる色を持っていて、街全体で各層のニーズを満たす空間になっている。そうした環境を今以上により発信していければ。

「ITとの融合」「得意技を極める」「個性」「イベント」など、他エリアとは異なる個性や独自性を磨き、来街客を取り戻すのが大事だという声が目立った。各回答を受け、西編集長は「(渋谷の街に)足を運んでもらう理由が一つのキーワードになっている」と言い、バーチャルやECだけでは分からない、渋谷に来なければ体験できない理由づくり、コトづくりの重要性を強調した。ライブやイベントなどの「リアルエンターテインメント」は渋谷の得意技だったが、コロナ禍でその得意技を封印された今、各施設が知恵を出し合い、ITなどを融合しながら、新しいカタチの渋谷らしいイベントなどの創出に期待が寄せられる。

「スクランブル交差点」「のんべい横丁」にランウェイを。

渋谷ファッションウイークのメインイベントといえば、金王八幡宮の境内や文化村通り、渋谷川上の稲荷橋広場など、毎回、渋谷らしい場所で実施を行っている路上ファッションショー「シブヤランウェイ」。

そこで最後に西編集長から「今後、ランウェイをやってみたい場所は?」「渋谷ファッションウイークでやってみたいことは?」というお題が投げ掛けられた。今秋は残念ながら、新型コロナの影響でシブヤランウェイは中止を余儀なくされたが、来春以降の開催では、ファッションウイークを盛り上げる路上ファッションショーの実現に期待が寄せられる。

さて、各商業施設の担当者はどんな場所を挙げたのだろうか。各担当者の回答を見ていこう。

「スクランブル交差点」

cocoti SHIBUYA/山村洋介さん

現実的ではないかもしれませんが、「スクランブル交差点」。あの場所にいろいろな人が集まり、いろいろ個性が生れると思う。今後、渋谷ファッションウイークでやってみたいのは、ちょっと長い時間がかかるかもしれませんが、日本中の注目の的になることをやってみたい。年末といえば紅白などのイベントがあるが、日本中の人が関心を持つ渋谷ならではのイベントをやっていければいいなと思う。

「銀座線のホーム」

渋谷キャスト/岩本拓磨さん

新しい銀座線のホームは柱がなく、すごく開放的。例えば、渋谷を訪れる人みんなが主役になれるというなら、銀座線のドアがプシュと開いて、中から降りてくる人みんながホーム上のランウェイを歩いていく。来街者みんなのファッションに注目が集まったら面白いんじゃないかと思う。そんなことが出来たら楽しい。

「のんべい横丁」

渋谷スクランブルスクエア/中川真義さん

渋谷はたくさんストリートがありますが、どこでファッションショーしても渋谷らしく映えそうだなと思う。逆にファッションショーをやらなそうな道でやったら、もっと面白くなるかもと思い、個人の趣味嗜好が入りますが「のんべい横丁」を選びました。昭和感あふれる横丁で新進気鋭なデザイナーがショーを行い、横丁の2階席からお酒を飲みながら見る。ともすればカオスな空間、見ている側としては楽しそうだなと思う。

「のんべい横丁」

渋谷ヒカリエ/蛭間萌々奈さん

スクランブルスクエア中川さんと丸かぶり(笑)。のんべい横丁の文化は、ザ・渋谷のカルチャーだと思う。それと融合して、新しいファッションの発信ができると、それこそミックスチャーして面白いなと思う。

「スクランブルスクエア、宮下パークの屋上」

渋谷マルイ・渋谷モディ/山﨑悌尚さん

直近でオープンしたスクランブルスクエア、宮下パークの屋上を新ランドマークとしてアピールできたらなと思う。我々の施設は今後、「デジタルネイティブストア」というものを目指していきたい。これからはリアルとデジタルを境目なく使い分けていく時代、そのニーズに応える施設になっていけたらと思う。ファッションウイークとの連携でいえば、例えば、我々の館ではアニメのイベントなどをよく行っているが、アニメのキャラクターにアパレルファッションを着せてランウェイを歩かせるとか、アニメの声優さんにファッションを着て歩いてもらうとか。さらに声優さんにスマホをかざすと、AR技術でアニメのキャラがその服を着て歩いているように見えるとか。2次元と3次元を行ったり来たりできるような企画ができると、新しいお客さまの消費スタイルを意識した象徴的なイベントになると思う。

「スクランブル交差点」

渋谷ヒカリエ ShinQs/早川晋平さん

渋谷で一番やりたい場所。大規模な交通規制が必要だが、スクランブル交差点をランウェイにすることは最も渋谷らしく、最もインパクトが出せるんじゃないかと思う。今まではファッションウイークは会場に足を運ぶか、ランウェイが見える場所に行かなきゃ見えなかったが、スクランブル交差点でランウェイを行い、同時にQFRONTの大型ビジョンでショーをリアルタイムで映す。来街者全員が一緒に楽しめるイベントになるんじゃないかと思う。ファッションウイークでやってみたいのは、一般の方にもファッションショーに参加してもらうという視点が面白いんじゃないかと。例えば、各施設に特設ブースを設け、インスタグラムに「#渋谷ファッションウィーク2020」などのハッシュタグ付きで投稿してもらう。それを5年、10年と続けると、インスタグラム上で渋谷ファッションの推移がカタログのように楽しめる。そうすることで、ファッション業界も活性化していくんじゃないかと思う。

「渋谷スカイと渋谷センター街での同時開催」

東急百貨店 本店/吉田薫さん

渋谷の新旧名所スポット。今までの渋谷とこれからの渋谷をテーマとし、ファッションショーを2カ所で同時開催されているのを個人的にすごく見てみたい。お金が全く問題ないのであれば、渋谷スクランブル交差点の大きなデジタルサイネージをジャックしながら、新旧の渋谷ファッションをシンクロするような演出でライブ配信できると、渋谷らしいなと思う。今の渋谷ファッションウイークは、一般のお客さまにあまり認知されていないんじゃないかと思う。スクランブル交差点のデジタルサイネージは大きなインパクトがあるので、交差点を歩いている人にダイレクトに伝われば、すごく面白いと思う。

「宮下公園」

東急プラザ渋谷/藤本翔さん

新しい渋谷を象徴する場所の一つだと思う。あれだけきれいに緑あふれる空間で開けたらショーもすごく映える。そのショーの模様を、ビジョンやサイネージでライブ配信ができるといいなと思う。街全体で携わっている人だけではなく、渋谷にいる一人一人が全員参加しているという空気が出せれば、すごく面白いなと思う。

左上)渋谷スクランブルスクエア屋上展望施設「渋谷スカイ」 右上)MIYASHITA PARK 左下)渋谷スクランブル交差点 右下)のんべい横丁

「渋谷スクランブル交差点2票、のんべい横丁2票、宮下公園2票、渋谷スカイ2票」と各担当者の意見は4カ所に集中。実現にはかなりハードルの高い場所も含まれるが、「渋谷らしさ」を象徴する場所での開催を望んでいることが明らかとなった。また、「大型デジタルサイネージでの同時生配信」を提案する声に対し、西編集長は「渋谷に来た人たちに『渋谷ファッションウイークをやっている』ということを自然と認知させるような環境を提供していくことが大事」と認知向上も課題の一つとして挙げた。

今回のオンライン座談会を振り返り、西編集長は「普段皆さん、ライバルとしてしのぎを削っていらっしゃいますが、渋谷の良いところは年2回、こうしてつながり、知恵を寄せ合い新しい価値を生み出していくところ。このプロセスは他の街でなかなか見られないものじゃないかなと思う。コロナをバネにして、渋谷の街の動きを止めずに前に進めていければ」とコメント。

寄本事務局長は「今回の渋谷ファッションウイークのテーマは『FASHION GOES ON』。『ファッションは力がある、気分を変える力がある、世界に勇気をくれる、渋谷ファッションの力を信じている』がコンセプトだったが、改めてこうして皆さんと話ができて、新しい力を頂けた。いっぱいアイデアを頂き、ありがとうございました」と結んだ。

オンライン座談会

開催:2020年10月22日(木)17:00~18:00
配信:YouTube Liveによる生配信

進行:
シブヤ経済新聞編集長・西樹さん
渋谷ファッションウイーク実行委員会事務局長・寄本健さん

座談会参加施設:
渋谷マルイ・渋谷モディ/山﨑悌尚さん
東急プラザ渋谷/藤本翔さん
cocoti SHIBUYA/山村洋介さん
渋谷キャスト/岩本拓磨さん
渋谷スクランブルスクエア/中川真義さん
渋谷ヒカリエ/蛭間萌々奈さん
渋谷ヒカリエ ShinQs/早川晋平さん
東急百貨店 本店/吉田薫さん

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