リリース発行企業:まちの研究所株式会社

まちの研究所株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:松本 理寿輝)は、株式会社ゴールドウインが展開する「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」の創業60周年を記念した特別展示「NEVER STOP EXPLORING EXHIBITION」における、「LITTLEWILD」ブースにおける企画・環境づくりについてコラボレーションしました。
本展示は、「EXPLORING WITH NATURE」(自然と共に探求すること)をテーマに、ザ・ノース・フェイスを形づくってきた10のエレメントを通じて、ブランドの60年にわたる軌跡と未来への探求を描きます。THE NORTH FACEが歩んできた60年の軌跡とブランドが根底にもつ思想、その先に描く未来を共有するアニバーサリープロジェクトです。
その中の「LITTLEWILD」は、「自然とともに遊び、探求を続ける」をコンセプトに、「自然とともに探究すること」の素晴らしさを、「自然と遊ぶこと」へと翻訳して届ける場として展開されます。生命の源であり、無限の可能性を秘めている「水」。水について考えるとき、人は何を思うのでしょうか。今回の「LITTLEWILD」では、「水」を入り口に、自然の奥に潜む可能性を覗き込み、子どもたちがそれぞれの感性や想像力を働かせながら、自然を捉え直す体験をつくりました。
「見えないものを見る」--水の世界を想像してみよう
今回、まちの研究所が提案したのは、「見えないものを見る-水の世界を想像してみよう」をテーマとした、水で自然を描く一つの体験です。
水は、私たちの身近にありながら、そのすべてを見ることはできません。植物の中をどのように流れているのか。山に降った雨はどこへ行くのか。その見えない動きや存在を想像することは自然への興味を掻き立ててくれるものと考えています。
体験では、ミクロとマクロ、二つの視点から水の世界を捉えます。
A|植物の中を流れる水を描く
植物の姿を手がかりに、根から葉や花へ向かう水の流れや、目には見えない水の通り道を想像し、水筆で自由に描きます。マイクロスコープで実際の植物の様子も観察しながら、普段は見えない植物のミクロな世界にどんな物語が広がっているのかを想像します。
目に見える植物の姿から、その内側にある見えない世界へ。観察と想像を行き来しながら、子どもたち一人ひとりの植物の物語を描いていきます。
B|水とともに、広がる世界
山に降った雨は、どこへ行くのでしょう?山の表面を流れる川や滝だけでなく、土や岩の中にも、目には見えない水の流れがあります。このアトリエでは、テラリウム内の小さな山の風景や自然素材も手がかりに、「水はどこから来て、どこへ向かうのだろう?」と問いを広げて、雨の線や水の流れ、水がつくる風景、そこに暮らす生きものたちの世界を想像してみてください。水の旅へとイメージを広げていきます。
THE NORTH FACEの思想と、まちの研究所の自然探究の視点が交わる
株式会社ゴールドウインとまちの研究所は2026年5月に業務提携契約を締結しており、今回がコラボレーションの第一弾となります。
まちの研究所では、これまでグループ内の「まちの保育園・こども園」をはじめとする保育・教育の現場で、子どもたちの興味・関心を起点に、環境との出会いから問いを生み出し、観察や対話、表現を重ねながら探究を深めていく実践を重ねてきました。直近では、自然との出会いの中で大人も子どももともに世界を見つめ直す、豊かな自然との協働探究の姿を紐解いた書籍『自然を協働探究する保育 センス・オブ・ワンダーがひらく、持続可能な未来』を出版しています。
今回の「LITTLEWILD」では、こうしたまちの研究所が培ってきた子どもたちの創造的な自然探究のあり方と環境づくりの実践、THE NORTH FACEの60周年展示の副題である『Exploring with Nature(自然と共に探求すること)』という考え方という思想を重ね合わせました。
自然を「学ぶ対象」として一方的に見るのではなく、想像し、問いかけ、遊びながら関わるパートナーとして捉える。
そのために、「水で描く」というシンプルな行為を入り口に、山と植物、マクロとミクロ、見えるものと見えないものを行き来できる環境をつくりました。
子どもたちは、水の流れを想像しながら、自分だけの自然の世界を描いていきます。そして、その姿を見守る大人もまた、「もし植物の中が見えたら?」「この雨はどこへ行くんだろう?」と、いつの間にか自然の見えない世界へと想像を広げていく。
子どもたちの好奇心を起点に、子どもも大人も、ともに自然の奥にある可能性を覗き込み、それぞれの感性やことばで表現する。
本展示および「LITTLEWILD」が、自然とともに遊びながら、人が本来持っている好奇心をひらき、「自然とともに探求する」ことの豊かさを体感する場となることを願っています。