シアター・イメージフォーラム(渋谷区渋谷2、TEL 03-5766-0114)で11月30日から、「ポーランド映画祭2013」が開催される。
イエジー・スコリモフスキ監督が監修する同祭。今回は来年最新作「ワレサ」(仮題)の公開を控えるアンジェイ・ワイダ監督の作品を中心に、昨年好評だった作品、アニメーションなど22作を上映する。
ワイダ監督の作品は、ベネチア映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「灰とダイヤモンド」(1958年)、造船所で実際に起こった労働者のストライキに着想を得た作品で、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した「鉄の男」(1981年)、小児科医で児童文学者のポーランドのユダヤ人ヤヌシュ・コルチャックの生涯を描いた「コルチャック先生」(1990年)など7作。
ジャパンプレミアは3本。事実を基に、幼少期から脳性まひの障がいを持つ主人公の半生を描いた「ライフ・フィールズ・グッド」(マチェイ・ビェブシツァ監督)ほか。1963年に誕生したテレビアニメーションで、作者の息子2人をモデルにした「ボレック&ロレック」などのアニメーションも紹介する。
鑑賞料は、当日=一般1,500円・学生1,300円・シニア・会員1,000円ほか。12月13日まで。