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「東京デザイナーズウィーク」開幕-デザイン・アート・ミュージック3本柱に

企業・デザイナーなどがブースを出展するメーンコンテンツ「DESIGN NEXT展」

企業・デザイナーなどがブースを出展するメーンコンテンツ「DESIGN NEXT展」

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 明治神宮外苑を中心に10月26日、クリエーティブイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK(東京デザイナーズウィーク、以下TDW)2013」が始まった。主催はNPO法人「デザインアソシエーション」(港区南青山1)。

作品のラフスケッチと完成形を展示する「ラフ展」

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 1986(昭和61)年~1996年に開催されていた、ニューヨーク発「デザイナーズサタデー」東京版が前身となる同イベントは、1997年に現在の「東京デザイナーズウィーク」に名称を変更。今年で28回目を迎え、同所には2005年から中央会場を設けている。昨年は10万1790人が来場した。

 これまで、デザインのイベントとして開催してきたが、今年は「アート」「ミュージック」を加えた3本柱でクリエーティブイベントとして開く。期間中は過去最多となる20以上のコンテンツを用意する。

 今年初開催するのは、アジア12カ国のクリエーターが参加する「ASIA AWARDS」や、作品のラフスケッチと完成形を展示する「ラフ展」、音楽プロデューサー亀田誠治さんがセレクトした60組以上のアーティストが参加する野外ライブ、アーティスト田中靖夫さんが恐竜・ハロウィーン・ジャズをテーマに作った「ハリガネアート」の展示など。今月31日にはハロウィーン企画として、パーティーや仮装姿の撮影なども行う。

 そのほか、企業・デザイナー・団体・大使館などがブースを出展するメーンコンテンツ「DESIGN NEXT展」や、貨物コンテナを使って空間インスタレーションを展開する「コンテナ展」、ミラノのデザインウェブサイト「designboom」と連携した海外デザイナーのアイテム即売「designboom mart」、1スライド20秒×20枚=6分40秒のプレゼンテーションイベント「PechaKuchaNight」TDW特別版などの既存企画も繰り広げる。

 同NPO川崎健二理事長は「日本で最も動員できる(イベント)はミュージック、その10分の1でアート、そのまた10分の1でデザインだが、ビジネスではプロダクトデザイン。しかし、デザインは専門分野で、まだまだ生活に入り込めていない。(ミュージック・アートを加えることで)動員の拡大を目指す。将来的には20万人、30万人の方に見ていただけるようになりたい」と意欲を見せる。「アジアのデザインイベントとして世界に広げていきたい」とも。

 開催時間は11時~21時(最終日は20時まで)。当日チケットは、大人=2,500円、大学・専門学生=1,500円、高校生=1,000円、中学生=500円、31日のハロウィーン割=1,500円ほか(コンテンツにより別途参加料が必要)。11月4日まで。目標動員数は12万人。

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