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シンガポール発雑貨ファストブランド「チャールズ&キース」、原宿に旗艦店

本国にもない路面店となる原宿本店の外観

本国にもない路面店となる原宿本店の外観

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 神宮前交差点近くに4月6日、シンガポール発の雑貨ファストファッションブランド「CHARLES & KEITH(チャールズ&キース)」の国内旗艦店「チャールズ&キース原宿本店」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5785-1863)がオープンする。経営はチャールズ&キースジャパン(同)。

「落ち着いたラグジュアリーな雰囲気」に仕上げた店内

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 1996年にシューズからスタートした同ブランド。2007年にリアルレザーを使った「シグネチャーレーベル」を、2011年にバッグやベルト、サングラスなどのアクセサリーラインをそれぞれ立ち上げた。ターゲットは25歳~35歳の女性。

 国内展開に向け、オンワードホールディングス(中央区)=51%、チャールズ&キースグループPTEの子会社=49%の共同出資でジャパン社を設立。オンワード樫山のシンガポール支社駐在員が3年ほど前から「目を付け」、1年強かけて「口説き落とした」という。

 国内の旗艦店となる同店は明治通り沿いの商業ビル「YMスクウェア原宿」1階(イッツインターナショナル跡)。近隣にはFOREVER21やH&M、ZARA、SAVOY(バッグ)などのファストブランドが多く出店している。店舗面積は約230平方メートル。本国の店舗と同様のデザインに仕上げた店内は、白やグレー黒を基調に「落ち着いたラグジュアリーな雰囲気」に仕上げ、大きいサイズのローソファを置くなど「ゆっくり買い物できる空間」を心掛けた。

 シューズは1シーズン250デザインを発表。商品は2色のストライプ柄のハイヒール「ブルトンストライプパンプス」(5,145円)、裏地が花柄になっている2wayバッグ(7,875円)ほか。ピンク・白・朱色を使った2wayバッグ(8,295円、60個限定)を限定商品として販売。2013年春夏の中心価格帯は、シューズ=5,500円(シグネチャーレーベルは1万5,000円)、バッグ=7,000円、サングラス=4,000円、ベルト・ブレスレット=3,000円。構成比は、シューズ=62%、バッグ=35%、サングラス・ベルト・ブレスレット=各1%。国内でシグネチャーレーベルの取り扱いは同店のみ。

 チャールズ&キースジャパン加賀谷潤社長は「本国・シンガポールには路面店がないので、原宿本店がアジアの旗艦店になれるくらいの店づくりをしていきたい。当店を起爆剤に認知・売り上げともに向上できるよう、イベントなども開いていきたい」と意欲を見せる。

 日本の市場に関して、「魅力的であると同時に、最新のファッショントレンドを知ることができる。私たちにとって重要なマイルストーンの一つになると考えている」というチャールズ&キースグループPTEのチャールズ・ウォン社長。「ファッショ性が高く、トレンドセッターでもある日本での取り組みは、ファッション意識が高い日本人に当ブランドを受け入れてもらうという試みであり、日本は重要なマーケットになるだろう」とも。

 営業時間は10時~21時(金曜・土曜は22時まで)。3月にららぽーと横浜店(横浜市都筑区)をオープンしているほか、今月19日には梅田OPA(大阪市北区)に出店を予定。3年後までに40店舗ほどの出店を目指す。

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