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原宿にシカゴ発「ギャレット ポップコーン」1号店-フレーバー7種展開

ショーケースには店内で作ったポップコーンが並ぶ

ショーケースには店内で作ったポップコーンが並ぶ

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 原宿駅近くに2月1日、米シカゴ発ポップコーン・ブランド「ギャレット ポップコーン」の国内1号店「ギャレット ポップコーン ショップス 原宿店」(渋谷区神宮前1)がオープンする。経営はカルビーグループのジャパンフリトレー(茨城県古河市)。

S~1ガロン缶までの5サイズを用意

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 1949年に米シカゴで創業した同ブランド。ポップコーンは3世代にわたり伝承されてきたファミリーレシピと手作り製法にこだわり、契約農家が栽培する「大粒の」トウモロコシのみを使い、職人が店のキッチンで素材から作っている。現在、12店舗を出店するアメリカを含め、シンガポールや香港、クエートなど6カ国で28店舗を展開している。

 3階建てのビルを使うが、売り場は1階のみでフロア面積は約13坪。2階・3階は工場となる。店舗デザインは本国のデザインチームが担当し、ブランドカラーの青や茶色を基調に仕上げた。ファサード上部にはネオンサインや同ショップのオリジナル缶などを掲出。最上部のモニターでは、オリジナル缶にポップコーンが入っていくようなCG映像を流す。店内壁面にはオリジナル缶を一面にディスプレーしているほか、キッチンの一部公開し、調理工程を見ることができるようにする。テークアウトのみの対応となる。

 フレーバーは7種を用意。キャラメルから手作りする同店オリジナルの「キャラメルクリスプ」やチェダーチーズを使った「チーズコーン」、その2つをミックスした「シカゴミックス」(以上各S=380円、M=600円、L=900円、クォート缶=1,300円、1ガロン缶=2,800円)、キャラメルクリスプとローストしたアーモンドを混ぜた「アーモンドキャラメルクリスプ」(同=450円、同=850円、同=1,450円、同=1,500円、同=3,800円)など。今後は「日本発」のフレーバーも開発予定。

 量はフレーバーにより異なるが、シガコミックスはS=約60グラム、M=約140グラム、L=約240グラム、クォート缶=約110グラム、1ガロン缶=約480グラム。Lサイズが本国のSサイズに相当するという。鮮度を大事にしていることから、その日に作ったもののみを提供する(紙パッケージのみ)。そのほか、日本限定ギフトとして6種のフレーバーを詰めた「コンプリートアソート缶」(2,800円)、3種のフレーバーにトートバッグが付いた「トリプルアソート」(2,100円)も用意。「ペリエ・プレーン」(210円)などのドリンクも扱う。

 日本初となる袋入りポップコーン「マイクブランド」を発売して今年で56年目と、長くポップコーンビジネスを展開しているジャパンフリトレー。同社江原信社長が土産でもらったことをきっかけに、同ブランドン国内展開を決意。「もっと多くの方に食べていただき、作りたてのおいしさを知っていただきたい。ポップコーンの裾野がより広がれば」と江原社長。ターゲットは30~40代を中心に20代後半~60代など幅広い女性をターゲットにしていることや「交通量の多さ」などから同所への出店を決めたという。今後は関東近県を中心に多店舗展開を視野に入れる。

 営業時間は10時~21時。

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