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渋谷パルコでハワイの写真家個展-「ショアブレーク」を撮影

日本の海は「日の出・日没が美しい」と話すクラーク・リトルさん

日本の海は「日の出・日没が美しい」と話すクラーク・リトルさん

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 渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1「ロゴスギャラリー」(TEL 03-3496-1287)で12月13日、ハワイの写真家クラーク・リトルさんの国内初個展が始まった。

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 1968年カルフォルニア出身のリトルさんは2歳の時にハワイに移住。サーファーとして活躍していたが、2007年、妻の「海の写真を飾りたい」という思いに応えるため写真を撮り始めた。防水カメラを手に、波の内側でショアブレーク(岸辺近くで崩れる波)を撮影している。カルフォルニアとハワイに自身のギャラリーを構えているほか、ビジュアル月刊誌「ナショナル ジオグラフィック」の表紙も飾っている。

 2013年度版のカレンダー(1,260円)発売を記念して開く同展は、リトルさんの日本初の個展となる。同展では、オアフ島で撮影したものを中心に50点ほどを展示・販売。波の形が特徴的な「MARLIN」(展示現品6万3,000円)、波の下を飛ぶように泳いでいるホヌ(=ハワイ語でウミガメ)が目を引く「FLYING HONU」(同8万9,250円)など。サイズや額の有無などを選ぶことができる受注販売も行う。併せて、リトルさんの撮影風景を収めた写真や撮影に使っている防水カメラも展示。

 場内ではカレンダーのほか、作品をプリントしたiPhoneケース(4,725円)やポストカードセット(1,260円)、Tシャツ(3,675円)などのグッズも販売する。

 同展に向け6度目の来日を果たしたリトルさん。これまでに鎌倉や新島、伊豆を訪れ、サーフィンをするとともに写真も撮影したという。「海の色や温度など海によって異なるが、どの海にもその海の美しさがある」とリトルさん。「日本は日の出・日没が美しい」という。

 ショアブレークの撮影は「タイミングが大事」で、その撮影方法から肩を脱臼したり、顔を打ったりすることもある。「自然の摂理を知らなくてはいけないし、体力や泳ぐ能力も必要。(撮影しながら)どうやって波から逃れるかも考えている」と話す。「(個展は)たくさんの方々に見てもらえるので、とても興奮していると同時に光栄。皆さんと(海の)美しさを共有できるのはうれしい」と来場を呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時(最終日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。

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