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中秋の名月に岡本太郎記念館でイベント-彫刻作品に映像投影

庭に常設する岡本太郎の彫刻作品に「可視月光」をテーマに制作した映像を投影する。写真はリハーサルの様子

庭に常設する岡本太郎の彫刻作品に「可視月光」をテーマに制作した映像を投影する。写真はリハーサルの様子

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 岡本太郎記念館(港区南青山6、TEL 03-3406-0801)で9月30日、月見イベント「One Night Illusion」が開催される。

映像を制作した山田酩酊(めいてい)さんと大口遼さん

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 年に一度、中秋の名月に合わせ実施している同イベント。岡本太郎の作品の「夜の表情を見てもらいたい」と、開館時間を2時間30分延長し展開する。2009年に初めて開催し、今年は2010年に続き3回目。前回はイベント時間内のみで200人ほどが来場した。

 当日は、同館庭に常設する岡本太郎の彫刻作品に映像を投影。今回、映像を制作したのは、映像作家の大口遼さんと山田酩酊(めいてい)さん。2人は前回の映像制作を手掛けたメンバーの一員でもある。

 映像のテーマは「可視月光」。「岡本太郎の庭で見るならこんな月光なのでは」という思いで制作したという。映像に使ったのは100以上の作品。渋谷マークシティ(渋谷区道玄坂1)の連絡通路にディスプレーされていることでも知られる「明日の神話」や万博記念公園(吹田市)の太陽の塔に描かれている「黒い太陽」、こどもの城(神宮前5)の広場に設置されている「こどもの樹」の顔などのほか、「白夜」など岡本が書いた文字や彫刻作品も映像に取り込んだ。「(岡本の作品は)太陽の印象が強いが、月もあり一つのようなもの」という考えから、今年観測された「金環日食」の映像も盛り込んだ。BGMには「月に憑(つ)かれたピエロ」をミックスした音楽を流す。

 久国寺(名古屋市)にある「歓喜の鐘」のミニチュアを鳴らすと、鐘の音に合わせ彫刻に投影する映像が変化する仕掛けなども用意するほか、今年は新たに館内でも実施。2階・第2展示室入り口の壁を中心に、岡本の言葉をメーンに使った映像を投影する。

 2回目ということもあり、「やりたいことをスムーズにできた」と振り返る大口さん。「太郎さんに胸を借りて、できることを全部出せればいいのでは」と制作に臨み、「前回より表現の仕方、技術力も向上している。できて良かった」と話す。

 大口さんと山田さんは「遊びに来る感覚で来てほしい」と口をそろえる。「見るというより、自分も作品の一部になる、体験するもの。(当日は)白い服や白い物を持って来てほしい。全身タイツとか…(笑)」とも。

 イベントは日没(18時30分ごろ)から20時30分まで(入館は20時まで)。入館料は、一般=600円、小学生=300円ほか。雨天の場合は一部内容を変更して行う。

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