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神宮前に「文房具カフェ」-紙・文具卸が出店、「紙」テーマの空間に

付箋やシャープペンシルなど200種ほどのアイテムが並ぶ文房具ブース

付箋やシャープペンシルなど200種ほどのアイテムが並ぶ文房具ブース

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 表参道のとんかつ店「まい泉」近くに6月15日、「文房具カフェ」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3470-6420)がオープンした。経営は紙製品・文房具の卸などを手掛ける東光ブロズ(墨田区)。

会員のみが開けることができる机の引き出し

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 同店は、これまでと違うアプローチで文房具の価値を訴求し、市場全体のブランディング価値向上を目指し、1年ほど前から開業準備を進めてきた。「国内の主要文房具メーカーの商品品質が、表参道エリアに出店する外資系のアパレルブランドなどと『引けを取らない』ことを表すため」、同エリアへの出店を決めたという。

 店舗面積は約50坪。60席ほどを用意する店内は「紙のような空間」をテーマにした。壁面は和紙をイメージし、何層も塗装を重ねているほか、銀のラメなどを施した。店舗奥の壁面はホワイトボード塗装を施し、マーカーで書き込むことができるようになっている。エントランス近くには、手書きの線モチーフにした全長10メートルの「一筆書きテーブル」を用意。店舗奥には、美しい比として紙の寸法などに用いられている白銀比(1:√2の比)になっているテーブルや椅子を配置している。店内はWi-Fi完備。

 店内に続く階段の脇には、各メーカーの商品を展示しているほか、文房具に関係のある書籍を中心とした「小さな図書館」も用意。来店客は店内で自由に読むことができる。店舗中央では文房具ブースを展開。花弁一枚一枚が付箋になっている「花付箋」(420円)や「クーピーペンシル」(12色882円)、小学校の図書館や、公共の図書館で使われている貸し出しカードや本の背表紙に貼っている案内シールなどのセット(295円)など、現在200アイテムほどをラインアップ。同店オリジナルの消しゴムや2ミリ芯のシャープペンシルなども販売している。文房具の購入のみでの来店も可能。

 メニューでは、モーニング(11時まで)にフレンチトースト(650円)を提供。ランチ(11時~17時)には「文房具カフェのカレーライス 丸鶏とグリル野菜のせ」(950円)などを、ディナー(17時~)には野菜スティック(550円)などのアンティパスト、ナポリタン(950円)などのパスタ、ピッツァマルゲリータ(700円)などを、それぞれそろえる。今後メニューは充実させていく。

 同店ではオフィシャル会員サービスを導入。カフェでの飲食代が毎回10%引きになるほか、「小さな図書館」の、メーカーのカタログなどを集積したコーナーの書籍が閲覧可能になる。会員証とともに鍵を進呈しており、この鍵では白銀比のテーブルの引き出しを開けることができる。引き出しには自由に使える文房具や「定規を書いてください」などお題が書かれたノート、メーカーなどのショップカード、会員のみが注文できる裏メニューなどが入っている。登録費は700円。

 オープン後は20代後半~30代を中心に来店。広報担当の大内良介さんは「文房具は想像力を刺激するアイテム。創造的なことをする場所であり、新たな考えが湧いてくるような場所を作っていきたい」とし、「文房具好きの方が増えれば」と期待を寄せる。

 営業時間は7時30分~23時30分(当面は9時30分~22時30分)。

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