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「渋谷ヒカリエ」テーマにガールズトーク-気になる店などをネタに展開

(写真右から)パネリストのもふくちゃん、まつゆう*さん、西本裕美さん、コーディネーターの松岡正美さん

(写真右から)パネリストのもふくちゃん、まつゆう*さん、西本裕美さん、コーディネーターの松岡正美さん

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 セルリアンタワー東急ホテル(渋谷区猿楽町)地下2階「能楽堂」で2月10日、トークイベント「渋谷文化茶会~渋谷ヒカリエからシブヤを考えよう~」の「女子会」が開催された。主催は東急電鉄、後援はシブヤ経済新聞。

能楽堂を会場に開かれた

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 2010年春に始まった同フォーラムは、渋谷の多様なビジネス・カルチャーシーンで活躍するキーパーソンと共に渋谷のまちや未来について考えるシリーズ企画。当日は、NHKなどでキャスターを務める松岡正美さんがコーディネーターを務め、ブロガーなどで活躍するまつゆう*さん、秋葉原・DJバー「MOGRA」などを運営するもふくちゃん、ギャル専門のマーケティング会社を経営する西本裕美さんをパネリストに招き、渋谷ヒカリエのさまざまなコンテンツをネタに「ガールズトーク」を繰り広げた。

 フロアごとにパネリストの「気になる」店を挙げてトークを展開するとともに、企画に携わる各担当者4人が詳しい解説を加えて進行。地下2階のフードフロアでは、ミシュラン三ツ星シェフのジョエル・ロブションさんが手掛ける、世界初のブーランジェリー「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」に注目が集まった。「世界初、ここにしかないと言われると、どうしても行かなくてはいけない。そういう街になってほしいと思うので、すごくいい」ともふくちゃん。

 地下1階~1階のビューティ&ファッション雑貨フロアの出店リストを見て、美容業界紙で連載を持つまつゆう*さんは「渋谷でこれだけの店を一気に見られる場所は、これまでなかった」とし「ここのフロアに行くだけで全部あると思うと、ずっとここにいるんじゃないかと思う」とも。渋谷に来たときの土産に関して友人たちから質問を受けるという西本さんは「ここでそういうお土産が買えたらすごく便利」と、シブヤパブリッシング&ブックセラーズ(神山町)が監修する「女性の欲しいもの」を集積したキオスク(=東京の土産店)「SPBSアネックス」に期待を寄せる。

 授乳室、アートスペース、酸素バー、洋服に付いた臭いや花粉などを吹き飛ばす「エアシャワーブース」など、通常のトイレ機能に「新しい付加価値」を加えた「スイッチルーム」。地下3階~地下1階、3階~5階の計6カ所に設置された同施設の話題が出た際には、「子どもがいても来やすい」「すごく気になる」「めちゃめちゃ行くよね」などと盛り上がりを見せた。11階~16階に位置し、総客席数1972席を擁する劇場「東急シアターオーブ」については、「渋谷の新たなデートスポットになると思う」とも。

 最後に、「男性から、女性がどういうものを求めているか欲しがっているのか分からないとよく質問される。とにかくここに行って、いろいろなものを発見していただき、女性に好まれる男性になっていただければと思った」(西村さん)、「渋谷をかなり盛り上げていたのは私たちの世代。いろいろな事情で(渋谷を)離れていって人も多いが、(ヒカリエの登場で)私たちの世代がまた戻ってくるのでは」(まつゆう*さん)、「全体を通して、コンセプトなどが考え抜かれていてワクワクした。いろいろな人が忘れかけている文化というところに焦点が当たっていて、全部含めてカルチャースポットとして楽しめそう。渋谷に失われかけていた感じのものが、ここで再発見されるのでは」(もふくちゃん)と、振り返った。

 今月22日(19時30分~21時)には同所で「男子祭」を予定。アーティスト日比野克彦さん、「散歩の達人」編集長の山口昌彦さん、エディター・パーソナリティーとして活躍する渡辺祐さんをパネリストに招く。「シブヤ経済新聞」西樹編集長がコーディネーターとなり、建築物としての渋谷ヒカリエや導線変化など、男性ならではの視点でディスカッションを繰り広げる。参加無料。定員200人。今月20日16時まで、「渋谷文化プロジェクト」のサイトで参加を受け付けている。当日はユーストリーム中継も行う。

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