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「竹製」自転車フレーム、原宿で販売開始-ザンビアのソーシャルベンチャーが製造

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「竹製」自転車フレーム、原宿で販売開始-ザンビアのソーシャルベンチャーが製造

「ZAMBIKESバンブーバイクフレーム」を使って組み立てられた自転車

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 原宿の自転車専門店「F.I.G bike原宿店」(渋谷区神宮前2、TEL 03-5413-9050)が1月、ザンビアの自転車ソーシャルベンチャー「ZAMBIKES(ザンバイクス)」の竹製自転車フレームの販売を始めた。

ザンビアの竹を使って作られた「バンブーバイクフレーム」

 アフリカ南部に位置するザンビアは失業率が50~80%に達し、医師不足により妊産婦の死亡率は日本の130倍、乳児死亡率は30倍だという。そうした中、「生きるための移動・運搬の手段」となる自転車を、地元の人々を雇用して生産・販売することで「人々の生活を変える」ことを目的として、首都ルサカで設立されたソーシャルベンチャーがザンバイクス。5年間で延べ100人以上の雇用を生み出し、自転車1万台以上、救急自転車1000台以上を生産・供給。昨年、企業運営をより安定した永続的なものに育て現地での雇用を拡大していくため、地元で育つ竹を用いた自転車フレームを世界中へ販売する事業を始めた。

 今年1月、自転車などの輸入販売を手掛けるアライアンス・ファクトリー(墨田区)が国内総代理店として同ブランドの取り扱いを開始。今月21日から、同店で取り扱いを始めた。同社内に「ザンバイクス・ジャパン」事務局を設置し、ハンドメード竹製自転車の製造・販売を通じてザンビアでの雇用創出と貧困からの脱却を支援する活動を進めていくという。

 材料となる竹は、ザンバイクスの工場裏で3年ほど生育された「アフリカ特有の太く強度の高い」2種類の竹から適したものを選び、乾燥を早め切り口の割れを防止するため、安定剤に24時間浸けた後、数カ月間乾燥させる。専用の「ジグ」を使いフレームの精度を高めるほか、主要な接合部の内部にはアルミ管を組み合わせることで、ロードバイク使用にも耐える強度になるという。竹パイプの接合はエポキシ樹脂に浸したサイザル麻の繊維を「幾重にも」巻き付けて固定。雨などにも対応できるよう、フレーム全体には耐水・耐候性の高いポリウレタン樹脂のクリアコートを3層にわたって施している。工場にはアメリカ人の自転車ビルダーが常駐し技術指導に当たっている。

 そうして作られた「バンブーバイクフレーム」の価格は、既定サイズ=9万9,750円、カスタムサイズ指定・ネーム入れのカスタムオーダー=10万5,000円。ロードバイク、クロスバイク、シングルバイク、ピストなど、幅広いタイプの自転車として組み上げ可能。同店のほか、オフィシャルサイトでも販売しており、今後取扱店も拡大していく予定。

 同社の山本徹也社長は「単なる竹製自転車というだけではなく、本国ザンビアで人々の命を支える『生きるための足』となる自転車を、地元の人を雇用して製造供給しているソーシャルベンチャーとしての背景を持っていることが、このブランドを日本の皆さんに紹介したいと考えた最大の理由」と話す。

 営業時間は12時~21時。水曜定休。

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