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渋谷・神宮前で「世界自然・野生生物映像祭」-実録映像13本上映

79歳の農民と30年共に働いてきた牛の「愛」と自然を描く「牛の鈴音」より

79歳の農民と30年共に働いてきた牛の「愛」と自然を描く「牛の鈴音」より

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 神宮前の東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前5)で10月8日・9日、「世界自然・野生生物映像祭 in 東京」が開催される。主催はNPO法人地球映像ネットワーク(新宿区)。

 英「ワイルドスクリーン」、米「ワイルドライフ・フィルム・フェスティバル」の姉妹映像祭として2年に一度、富山県で開催されている同イベント。今回、世界53の国・地域から集まった459作品の中から、本年度のグランプリ受賞作品で、79歳の農民と30年共に働いてきた牛の「愛」と自然を描く「牛の鈴音」(韓国、上映は9日15時20分~)をはじめとするドキュメンタリー映像を13本を上映する。

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 8日には、特殊カメラによる至近距離から撮影した、アリのコミュニケーション方法を解明する「アリの不思議な世界」(アメリカ)、西アフリカに位置する国・ブルキナファソ出身の農民が、アフリカ「伝統」の「ザイ農法」を復活させ、国際企業ですら砂漠化の進行を食い止められなかったドキュメンタリー「砂漠をとめる男」(イギリス)、チェコ共和国ボヘミア地方に生息する150種以上の鳥や「ヨーロッパではほとんど見られない」ヘラジカなどの哺乳類動物の姿を追った「ボヘミアの四季~湿地帯の知られざる世界~」(オーストリア)などを上映。

 9日は、「牛の鈴音」やオオスズメバチの生態や人間とのかかわりを紹介する「スズメ蜂戦争」(イギリス)、数百万頭の生き物が行き残りを懸けて大移動をする様子を、陸や空、森、断崖絶壁、氷上、水中などにわたり追い求めた「驚異の大移動」(アメリカ)、世界中の一般市民や科学者たちが環境危機を食い止めようと努力する姿を収めた「カエルを救え」(アメリカ)などをラインアップする。

 8日は、1996年に動燃大洗工学センター(茨城県)で行われた高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)のナトリウム漏れ事故(1995年)の再現実験が行われた際、ナトリウムが漏れ出し鉄板に穴が開き、コンクリートと反応して水素が発生・爆発を繰り返していた事実を捉えた「水素爆発」を上映するほか、同作を企画・制作した「原子力発電に反対する福井県民会議」小木曽美和子事務局長と、NPO法人「原子力資料情報室」の共同代表・西尾漠さんのトークショー「私たちのいのち」も予定する。

 開場は、8日=10時15分、9日=9時20分。入場無料。上映時間などはホームページで確認できる。

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